久しぶりの幹事です。なんて言える立場ではないんですが…。
いつのオフ会だったか、名古屋にある「マウンテン」という喫茶店で、おもしろい料理が食べられるという話を聞き、(いや、個人的には、過去に大学時代の後輩からも聞いた記憶があります。完食したのを自慢げに写メールで送ってもらいましたし。どんな店なんだ…)一度、行ってみたいと思ってたんですね。
でも、一人で行くのもなぁ、という気持ちと、オフ会でネタが振られたこともあって、「それじゃぁ、オフ会として行ってみたらどうかな」と思ったのが、今回のオフのきっかけです。
8月28日午前9時30分。集合場所の名古屋市昭和区にあるジャスコシティ八事の屋上駐車場に上がると、まず目を疑いました。あれ?白いワニ? 間違えようにも間違えることのない、BOMEX仕様の白いセダンは埼玉の洋一さんのキャバリエです。
なぜ疑ったのか、というと、参加の表明がなかったですからね。ありがたいことです。
でも、ご本人は車の近くにおらず、お店の中に行かれているよう。
他にはキャバリエの姿はなく、集合時間の10時までにはまだ若干の間があるので、こちらも車を降りてお店の中へ。しばらくうろうろして屋上へと戻ると、既に何台ものキャバリエの姿がありました。到着順が判らないので、車が並べられている順で(笑)
まずは、大阪のLimitさん。マンタグリーンの2.4Sです。ホイールは、僕のキャバリエが履いていた17インチのもので、廃車時にお譲りしてます。今日はお一人での参加ですね。
次は、沼津ナンバー、静岡からお越しのyuuさん。お二人でのご参加です。車はブライトホワイトの2.4Gで、今年2月の大阪南港でのオフ会以来ですかね。
次に大阪のLD-9さん。ブラックの2.4Zですね。みなさん、もうよくご存知でしょうからこれくらいで。
少し離れた場所に停められたのは、和歌山のともさん。Y2Kのブライトホワイト2.4Sです。
最後に、赤い尻尾さん。現在は、仕事の関係で名古屋近郊に住まわれているとか。車は持ってきていないので、電車でのご参加となりました。ちなみに車はブラックの2.4Gです。
…現状はこれくらいなんですが。
埼玉・静岡・大阪・和歌山…ですね。地元、愛知がいないじゃないですか。尻尾さんも現在は愛知と言いながらも、永住ではないですし。
正直なところ、僕自身に、愛知でオフ会をするのに、嫌なトラウマがあるんですよね。地元の方の参加率が非常に悪い、と。今回も、半数以上が関西メンバーですから。まぁ、食べるのが目的のオフ会ですから、関西オフの出張版みたいな気持ちではいるんですが…。
しかたないのかなぁ、と思っているところへ現れましたのが、名古屋ナンバーのマンタグリーン、セダン2.4です。降りて来られたのはmitさん。まだ二十歳とのこと。う、若い。
CLUB CAVALIERのオフ会には初参加ですので、皆さん、自己紹介をしたり、愛車紹介をしたり。
ホームページはよく見て頂いてるとのことで、自己紹介前から、名前と車を結びつけて記憶されていたのはすごいと思います。もっとも、僕自身も初めてのオフ会の時にIKOさんや赤い1番さんとのご挨拶の後、すぐに記憶の回路ができあがりましたから、そういうものなのかもしれませんね。
「食べに行く前なんですが…」と恐縮されながらも、yuuさんが、静岡の珍しいお菓子を持ってきて頂きました。
その名も「ワイロ最中」。遊び心で作られたお菓子だと思うのですが、「したごころ」と書かれたポチ袋が入っていたりと、十分に楽しませて頂きました。
(なぜワイロなのか、というのは、パッケージの裏側に書いてあったので、納得です。いい加減なものではなく、ちゃんとした歴史的な理由があったんですね)
11時も過ぎ、そろそろ移動しようかということに。
そこからもまたいろいろあったんですけどね。10名が3台で移動するのに、誰の車を出すのか、と。
結局、LD-9さんのと洋一さんのと僕のとで3台に決まったんですが、プリウスには、ともさんと尻尾さんが乗られました。尻尾さんは、ハイブリッドにいたく興味を持たれたようですね。
わずか数分とはいえ、信号待ちなどがあり、3台がバラバラになっての到着となりました。3台目のはずのプリウスが最初に着いてしまったのは疑問ですが、ともかく、なんとか駐車場に収まることが出来ました。
でも、このとき既に、駐車場の空きはギリギリだったんですよね。というのも、洋風のお店の前に、順番待ちの行列が出来てるんです。愛知万博のパビリオンからすれば、ごくごく短い行列なんですが、列の後ろにつくと、妙にワクワクしてきます。地元の方だけでなく、話題性を求めて色々なところから、来られているようです。
何組かがお店の中へ吸い込まれた頃、外で待つ我々にメニューが手渡されました。
これですよ、これ。
「スパッゲッティー」のページに「ホワイトソース」「和風」に並んで「甘口」の項目があり、そのメニューがこれです(写真参照)。これぞ、喫茶「マウンテン」。
尻尾さんは「普通の料理で量が多いだけ、かと思ってました」ということだったんですが、どこまでを普通というのかはともかく、一風変わった料理、というのは間違いないでしょうね。
ようやく店内に通されたんですが、さすがに10名同席は難しく、まずは、僕を含め、尻尾さん、ともさん、mitさん、洋一さんとの6人が席に着きます。
で、悩んだ挙句に注文したのが…。
尻尾さん・プチミート/ともさん・抹茶氷/mitさん・サラミのナポリタン/洋一さん・和風ハンバーグ丼。それと僕らが甘口抹茶小倉スパと甘口キウイスパ。
というわけで、尻尾さん、mitさん、洋一さんは、普通のメニューをオーダーです。後でそれを知ったLD-9さんが、「そんな軟弱なことでは…」って嘆いてましたけど(笑)
最初に来たのが、インパクトのある「甘口抹茶小倉スパ」。抹茶色のパスタに小倉あんと生クリーム、それに甘そうなフルーツが乗ってます。
次に来たのが「甘口キウイスパ」。キウイの色をしたパスタに、これまた生クリームがたっぷりと乗り、キウイとパイナップル、チェリーがトッピングされてます。
キウイスパを目にした、他のテーブルのお客さんが、デジカメで「撮っていいですか?」と。「これで制覇なんです」とか、よく判らない理由でしたけどね(笑)
後の、氷以外の3品は、まぁまぁあり得るかなぁ、という風貌なので、紹介は写真程度で。
抹茶氷は…、なんでしょうね、これ。白い巨塔? いや、緑の巨塔です。抹茶ですから。
さぁ、みんなで「いただきます」。
抹茶スパは生クリームと絡めると、非常にコクのある…、いや、酷です。半分近くまでは、美味しくても途中で胸焼けが襲ってきます。
ちょっと一息、とばかりに9さんたちのテーブルに招待されたんで、そちらへ移動。
yuuさんご夫妻は、お1人ずつ高菜ピラフと、共同でイチゴの氷。Limitさんは、甘口抹茶小倉スパ。LD-9さんが甘口メロンパン風スパです。Limitさんと9さんは、遭難防止用にストロングコーヒーを付けられてましたね。
そうそう、このお店、ご存知の方も多いかとは思いますが、名前がマウンテンということもあり、こういったメニューに挑戦することを山に登ると表現し、完食することを登頂、逆に、残してしまうことを遭難と表現したりします。
9さんのスパを一口頂いてみたんですが、キウイとか、抹茶の方が、食べやすいような気がします。yuuさんのぴりからの高菜ピラフ、今の胃にはぴったりです。ありがとうございます。
Limitさん、もうちょっと頑張らねば…(笑)
自分のテーブルに戻って、小倉スパに手を付けたんですが、席を離れている間に、生クリームが熱で完全に溶けてしまってたんですね。実は、これが失敗の元。こってり加減だけが残った甘いパスタは、なかなか口に進みません。でもまぁ、量が多すぎ、というわけでもなかったのが幸いして、多少の協力はあったものの、2人でキウイスパと抹茶小倉スパは完食できました。
抹茶氷も、みんなで突きあった結果、完食できましたし、こちらのテーブルは全員、きれいに平らげました。
一方のテーブルは…。Limitさんが苦戦してましたね。3割くらい減ったところで、ダウン寸前です。
yuuさんも、違う味にすればよかったかな、と、ピラフ完食を諦めムード。9さんだけが、涙ながらに登頂です。「山はナメたらいかん」とはご本人の弁ですが、ごくろうさまでした。
お店の前の駐車所にある、大きな看板の前で集合写真を撮った後、ジャスコシティ八事へと戻ります。
駐車場に車を並べてしばらく雑談。戻ってきて1時間くらいだったでしょうか、yuuさん組が静岡へ戻られるとのことで、お別れとなりました。
次の予定として、はっきりと決めていたわけではないんですが、せっかく名古屋市に来てるのだからと、やすさんの勤めるアピタ名古屋南店へとお買い物に行くことに決定です。
ここからは約10kmほど離れているため、連隊ではなく、単独での移動としたのですが、途中、給油組があったり、遠回り組があったりで、…すみません、最後になりました(笑)
屋上駐車場に全員が揃ってから店舗内に。お漬物のコーナーで働くやすさんの周りに群がって、お邪魔かなとは思いながらもいろいろなお話を。もちろん、お買い物もしましたよ。
美味しいマメキューとキムチ、ありがとうございました。
駐車場に戻ってから、しばらく雑談。
夕方5時過ぎくらいだったでしょうか。
小さなバイクにまたがってやってきたのがDMRさん。すみません、よく判らないんですが、HONDAのゴリラというバイクらしいです。青い塗装が素敵ですね。
なんでも、やすさんが手に入れられたバイクのようで…。
詳しくは、こちらへ…、って直でリンクするのは許可を頂いてないので、リンクはそのうちに。
洋一さんのキャバリエも、間もなく手放されて、新しいのに乗り換えられるということもあり、後世に残すパーツの移植が始まりました。
Limitさんにタワーバーとクリアのサイドマーカーが、mitさんにクリアコーナーレンズが。
移植作業をする人々とは別に雑談は続いていて、そこに仕事を終えたやすさんが加わったりで、ボンネットを開けたキャバリエと、近辺に群がる人々とで、駐車場は独特の雰囲気を醸し出してました。
これでこそ、車のオフ会、なのかも知れないですけど(笑)
きれいな夕日を眺めつつも、作業の方はまだ続いていて、ついには日が沈みました。
結局7時過ぎ、ライトに照らされた駐車場でオフ会の解散となりました。
いつもの締めくくりの挨拶で解散です。
次回のオフ会は、秋に和歌山でバーベキューオフ、とか、年末に讃岐うどんオフ、とか、いろいろ企画はしたいと思います。参加できるオフ会がありましたら、ぜひ、参加してみてください。
きっと楽しい記憶がいつまでも残ると思いますから…。
文責:Tsucchy
(終わり)