4月10日 4年目の三河湾スカイラインでの集まり(ミカスカ)を開催しました。

私は去年、遅刻ぎみだった事もあり、余裕を持って夜が明ける前に家を出発しました。

”幹事が遅刻すると雨が降る”と、今までのオフ会のジンクス(例、を見返すと9さんが遅刻した時ですな。)があった事と、また早く出発しますとETCの割引もあります。
まあ、何かと問題が多いETCですが、深夜割引、通勤割引、早朝夜間割引など上手に利用しましょう。

伊勢湾岸道を豊明ICで降りて、23号線を南下します。
まもなく黄キャバの車内より、異音。
ピ・・、ピッ。  ピピ?   ピー、ピーー、  ヴィイイイイイ!!

さーって、何の故障でしょうかね。スピーカーから出ている音のようなので、オーディオのアンプが壊れたのかと考えましたが違います。
どうも助手席の足元あたりからの音です。
・・・・・えーっと、そう助手席の足元には警告音用の小型スピーカーがありましたよね。
耳鳴りのようでかなりうるさいです。 その上、車外からも変わった音がします。
”ポポンッ、ポ、ポ、ポ、ポ~~”
ついに黄キャバも2ストエンジンに変身か?  めざせNSR! じゃなくて昔の軽自動車の排気音がします。

原因は排気温センサーがマフラーより外れて排気漏れし、センサーはぶら下がって地面に擦れておりました。
とりあえず、止まる故障ではないのでうるさい警告スピーカーは配線を切っちゃって、センサーなんぞ引きずって行っちゃいましょう。
なお、警告ブザーについては運転席のサンバイザーに説明がありますが、皆さんはすぐにディーラーに連絡しましょうね。
私の対処方法は、小一時間問い詰められる可能性大。 素人にはお勧めできない。

新幹線のガードをくぐり、集合場所ハッピネスヒル幸田に到着。
先に、ばいしんさん & ひとちさん組が白いレガシィB4にて到着されております。 280馬力で速くてかっこよく、故障も少なく良い車です。 B4(ビーフォー)では無く、”白いびーよん”と呼んであげましょう。
白いびーよんの車内には、ひとちさんが来る途中で買った”なめんなよ免許証”がありました。 なつかしいですねー、かれこれ25年ぐらい前でしょうか。 コンビニで再販されているみたいです。
当時のものをひとちさんが持っているなら、こちらの世界(ウェルカムおっさんワールド)の人なんですが・・・・。

ほどなくLD-9さん(以下9さん)黒キャバが到着。  今年は、去年の水入りカーボンボンネットも交換され、きれいなはずです。  しかし又もや、まだら模様。  ・・・・・・過度の洗車不足でしょうか?黄砂が積もってますね。
でもこの黒キャバのトランクより油圧ジャッキが登場。 早速、黄キャバを持ち上げて排気温センサーの取り付けです。
黄キャバの車体下には、なんとか油圧ジャッキが入ります。 しかし、フルエアロでローダウンしている方々は、ジャッキが入らないキャバリエがほとんどです。 中にはakiracchiさんの赤キャバの様に車載のパンタジャッキすら入らず、パンク即、走行不能というそら恐ろしいキャバリエもあります。

黄キャバに潜り込んで、セクシーポーズ?での修理も終わり、次はTsucchyさん(以下リーダー)到着です。
もうみなさんリーダー、リーダー、と呼ぶので ”Tsucchyさん”とは長く聞かない名前ですね。 そろそろ源氏名・・・・いやいやハンドルネームも新たな名前に改名しますか。
で、そのリーダーですが到着したと思いきや、そのまま通過。 そして通り過ぎてUターン。
ウケ狙いでしょうか? 多分本気で通り過ぎましたね。  もう歳でしょうか?そう歳でしょう? おっさん組のリーダーへも着実に歩んでおります。 腕におぼえありの強敵ばかりですが、ガンバレ!(NGSWさん、しーなさん、IKOさん、イ~☆えるさん、まるうさん、matsukawaさん、ma-koさん、赤い1番さん、9さん、その他多数 なお幹事の特権としてJは除く)

到着したリーダーの白キャバ、車内にくまのプーさんのぬいぐるみ・・・・。
意味ありげな大型かばん!!!

—ハピネスヒル連続?事件—
「ボ、ボス、黒いかばんです。」

きく
「いえちょっと。と言うだけでごまかします。」

みる
「虫メガネで太陽をみちゃダメ・・・・じゃなくて大型のドラムバッグです。」

しらべる
「持ち主が何気にガードしています。」

ふむ~。今回もごまかされたか。 まあ犯人はヤスなんですが。

え~、話を元にもどして、akiracchiさんが遅れて到着との事で、全員で朝食を買出しにコンビニへ。
9さんは魚肉ソーセージと大型プリン。  私はからあげ弁当とポテトチップ。
さあ、あなたの本日の朝食はどっち? ・・・って話が元にもどりません。

しばらくして、akiracchiさんが6月にご結婚される奥様を連れられて、パンク即、走行不能の赤キャバにて到着。
奥様、6月ならまだ間に合います。 akiracchiさんはmatsukawaさんや9さんに洗脳されて関西人化されてますよー、しかもエロいおっさん方向に。(リーダーのおっさん競合相手がここにも!)

ひとちさん&ばいしんさん、9さん、リーダー、akiracchiさんご夫妻、Jで、キャバリエ4台、びーよん1台にて、ハッピネスヒルより三河湾スカイライン遠望峰PAへ出発。
途中、桜が7分咲きでとても綺麗です。 数日暑い日が続いたせいか、一気に咲いた感じがしますね。 去年まではもう葉桜に近く、桜吹雪の中を進みましたが、今年は時期が良かったみたいです。 と思ったのもつかの間、山頂に近づくにつれて桜の花が少なくなり、PAではまだつぼみでまったく咲いておりませんでした。 ・・・・・・また来年があるさ。

一応オフ会ですから並べて駐車。 で早速朝食。 
周りを見渡しても毎年キャバリエの周りだけですな~、食べているのは。 ここでからあげ弁当を食べていると、なぜここに集まっているのか不安になりますね。 関西食べる会に近いなぁ。
さて、食べているだけでは本当に食べる会になりますので、周りの趣味(変態)な車を見て行きましょう。

まずお隣はいつものヴィヴィオ T-TOPの方々です。 最終は8台ぐらいお集まりでした。 ビストロ顔が2台も居たり、通常の3倍速い?赤い角つきまで。
ピンクのシティカブリオレは去年もお会いしました浅井さんです。 近くで見ると良く分かるのですが、シティのボディは非常に綺麗な塗装面で、艶がありピカピカです。 反対に9さんのキャバリエは遠目でみても黒いボディが白くなってますが、運転者に艶が出てきましたか。
そのお隣にスズキのKei、そして同じくOEM車のマツダラピュタ。  これまたラピュタはめずらしいですね。  「ラピュタは本当にあったんだ!」 ・・・・すみませんこのネタは大好きです。  バックドアの車名エンブレム”Laputa”が異様にデカイのと、面妖な字体がまた非常に良いです。

ここで犯人のヤス(←違います) ・・・・デロリアンのやすさんよりお電話。(でも、またおっさんめっけ、しかもかなりの強者。リーダー危うし)  同じくデロリアンの三上さんがこちらに向かっているとの事と、”カフェアドレナリン”のピザを持って来て欲しいとの事でした。  は~い、ピザは持って行きますよ~。お腹に入れてね。

ご自宅が近い為、すぐに来られました。 独特のエンジン音と共に三上さんがデロリアンで到着。
手入れが行き届いた綺麗なデロリアンです。 正しくはDMC-12と言う名前でしたね。 テールランプ類もLED球に換装され、明るいのはもちろんですが、球の発熱量が少ないのが重要との事でした。  キャバリエもハイマウントストップレンズなどが、よく電球の熱で割れたり、変形したりと多いですから、LED化は良いかも知れません。
また先日3月19日 デロリアンの創始者ジョン・ザカリー・デロリアン氏が80歳で他界されました。 話せば長~くなる波乱の人生、決して成功者ではなかったでしょう。  しかし現在も自分が作り出した車を大事に乗ってくれる人々いて、映画の中ではタイムマシンとして登場し、今後共に夢、憧れの対象として残っていきます。 彼にとっては非常に喜ばしい事ではないかと思います。
ご冥福をお祈り致します。

三上さんも加わり変態車を見て回りましょう。
大量に集まっているのは、 ”スズキのマー坊と呼んでくれ” (知ってたらおっさん)のマイティボーイ
その近くにはスーパー7がこれまた大量。  もう遊園地のゴーカート場みたいで、のりもの券渡したら乗せてくれそうな雰囲気でした。
新ミニも多かったです。 スーパーチャージャー付きのクーパーSがほとんどでした。 なおこの新ミニ、車検証の車名欄にはBMWと記入されています。 まあ会社が変わったからそうなんですが、なにか違和感がありますね。  キャバリエの車検証にはトヨタが「あれはなかった事に・・・・。」 と言いたげですが、しっかり ”トヨタ” と記入されています。
爆音とともにダッヂバイパーGTSの1stモデルがやって来ました。 現在の2ndモデルが日本人デザイナーによって洗練され毒が薄くなった感じですので、1stのほうがボディサイズも大きく迫力があります。 8000cc、V10、OHV、低回転でのトルクを重視したトラック用のエンジンをアルミにしただけですので、2気筒同時点火です。 ですから10気筒あっても1600ccごと5回しか点火爆発してません。 1回の燃焼でカローラ1台分、しかも2人乗り。 この非現実的な車に乗って、初めて見えてくる世界があるのでしょうね。  同じく結婚も・・・・・・。

デルソルの方々は今回台数が少なかったですね。 天気予報が悪かったのも原因でしょうか。
そして毎回台数が増えていくゴルフR32。 限定車なんですがここだけでかなり集まっていますよね。
スズキフロンテクーペは綺麗な個体で、やはりミカスカの特徴なんでしょうか、フェラーリやポルシェよりもこの軽自動車に人が集まっていました。  リヤガラスにデロと同じく、日よけのブラインドが付いていましたが、デロリアンもフロンテクーペもデザイナーはジウジアーロで同じなんですね。  あと排気音が、今朝の黄キャバの排気音と同じ・・・・・・。 黄キャバは360ccの軽と同じか・・・・・。

ロータス軍団の中、真紅でピカピカのエリーゼのお兄さんと少し雑談しました。
三上さんは乗っていいですか? と運転席に座って熱心に維持、メンテナンスなどお聞きしてました。
しかし、私と9さんは触るのも恐る恐るで、しかもロータスの皆さんからすると、デロリアンは”コーリン・チャップマン”の敵のようで、それも恐かったです。
”コーリン・チャップマン”とはロータスの創始者で天才エンジニア。  ホンダで言う本田宗一郎のような偉大な方です。
ロータスはデロリアンに自社の仕事を抑えてまで全面協力。  しかし1982年12月わずか2年でデロリアンは生産中止、会社は倒産。 同年同月コーリン・チャップマン54歳で急逝。
エリーゼのお兄さんとは楽しくお話できましたが、三人ともデロリアンとは最後まで言わなかったです。

ポルシェは新旧かなり本気仕様が集まり、フラット6のエンジン音があたりに響いていました。
ルマンのクラス制覇を目指したGT2もありましたが、私が知る限り当時ルマンでは、バイパーGTS-Rに毎年負けてましたな。  毎回これでもかというスペシャルマシンを持ち込んでは、負けていく姿は見ていてかわいそうでしたね。  しかも並のプロトタイプより速いバイパーを初めてやぶったのは、同じアメリカ車コルベットC5-Rだったはず。

バイクも今年は多かったです。
ビモータ、BMW、ドゥカティなど外車がほとんどで、1台で新車のキャバリエよりも高いお値段なんでしょうね・・・・・・。
ビモータの中には普通ハンドルから前輪にのびるフロントフォークが無く、ハブステアリングという機構でエンジン付近の車体よりフロントフォークが前輪を支えてます。  アキラの金田バイクを目指すスティングレイもハブステアリングでしたね。

お昼になりお腹も空いてきましたので、昼食を食べに移動する事になりました。
9さんが、「さあ、マウンテンにいきますか!」
なぜ甘味処の聖地マウンテンに行かねばならんのですか!  甘口抹茶小倉スパでしょ! 全員遭難する前に止めましょう。 また行くなら関西食べる会の精鋭部隊でかからねば・・・・。
で、当初の予定通り、”カフェアドレナリン”に向かいます。
ここで、リーダーと、遠方からお越しのakiracchiさんご夫妻が帰られます。  さてリーダーは今回もどこへ消えるやら・・・・・。 リーダーのその後の詳細はMy CAVAの日記にて。

ここより、びーよん、黒キャバ、黄キャバ、デロ でなんの集まりか怪しい4台で取りあえず中央道恵那峡PAを目指し移動。
びーよんが速いのは当たり前ですが、予想以上にデロの加速が良く、速かったです。  東名、中央、東海北陸の3高速道を扇形に結ぶ、名古屋瀬戸道路にて短時間に移動できました。
愛・地球博の影響もあるのでしょうが、名古屋付近の新設高速道路、一般道の整備とも大規模、短期間で驚きと共にうらやましいですなぁ。
さて恵那峡PAで気づいたのですが、だれも”アドレナリン”の場所を知らないですね。  早速、犯人の・・・・・・・  デロリアンのやすさんに電話。
やすさんのご説明では、「焼肉屋を右、突き当り右、小さな橋を越えたらそのあたり。」 と、かなり適当。 しかも腹減り集団に焼肉屋を通過せよとは・・・。
次は地図を広げて全員で探索。 千旦林と地図に見つけ、確かアドレナリンのHPで見た記憶のある地名などと悩んでいるうちに、ばいしんさんが直接お店に電話。  お店の方に丁寧に分かりやすくご説明頂きました。
一緒に連なって出発。 中津川ICで降りて、早速、反対方向に2手に分かれました!  え~っと、ばいしんさんが道を間違えて、そのまま後ろに付いて行った私も間違えました。 
その後、オレンジ色のお店の看板を発見し、やっと到着しました。 相当腹減りです。

店内入ってすぐに、真っ赤なオープンカーが飾ってあります。
ベック550スパイダーと言ってポルシェ550スパイダーのレプリカです。  ポルシェ550スパイダーと言えばジェームス・ディーンですね。
たしかポルシェ・スピードスターからスパイダーに乗り換えて数日後、この愛車で事故死し、主演3作品が日本で大ヒットしたころには、もう故人でした。

腹減り部隊は早速、スパゲティ&ピザセットを注文。 麺のゆで具合、オイル量、ピザ生地の硬さ、絶妙です。 いや~、美味しかった。 大満足。
お腹が落ち着くと周りを観察。  店内は落ち着いた、木の香りがするお洒落な感じです。  窓外の景色はいかにも田舎な、のどかな風景でした。
しかしテーブルはほぼ満席状態。  みなさん車でここを目指して来られているのでしょうね、本当にお店の周りはなにも無かったです。
居心地が良く、雑談も盛り上がり時間が経つのが早かったです。 来年もぜひ来ましょう。

次はやすさんのお店に向かいます。
ここで、ばいしんさん&ひとちさん組みはお帰りです。 和歌山も遠いですからね。
残りは三上さん、9さん、Jの男三人で、出発です。
その後、やすさんのお店には着いたのですが、やすさんがお店も忙しく、ご予定もあったので、手早く大量に欲しいキムチなどをお願いして購入しました。
ミカスカの帰りは必ず寄りますが、これまた病み付きになる美味しさですね。  焼酎の肴に最高です。
やすさんの邪魔をしてはいけませんので、今回は早々に失礼しました。

やすさんの所を出発し、三上さん、9さんとも解散し、帰路に付きました。
私は途中、名古屋市内で道を間違え、渋滞にはまりましたが、面白いものが見れました。

渋滞横の陸橋の壁に、ちょうどトラックの窓あたりの高さに落書きがいくつかありましたが、その一つ。
 ”あといくつ山を越えれば仕事が終わるのか  あといくつ川を越えれば家に帰れるのか 友よ それは荷主だけが知っている”
名曲 「Blowin’ In The Wind」 でしょうね。 ボブ・デュランピーター、ポール&マリーのほうがファン(完全なるおっさん世代)が多いかな。
名古屋の景気が良い反面、それを支えている運転手さんも大変なんでしょうね。

無事、事故無く終了しました。
少数だった為、移動が楽で、話も気兼ね無く非常に楽しかったです。
来年の4月第2日曜日、またここでお会いしましょう。

ご参加のばいしんさん、ひとちさん、akiracchiさんご夫妻、リーダー、9さん、三上さん、そしてやすさん、ありがとうございました。

文責 Jさん
補記 Tsucchy

(終わり)