8時前に各部屋がノックされました。朝ご飯の準備が出来たようです。
ダイニングに下りるとDishさん夫妻がすでに食べていらっしゃる最中で、その横に座りました。お箸に手をかけようかというタイミングでJohnnyさんが浴衣姿で登場です。そのあと続々と下りて来られました。
その中にakiracchiさんの姿が。Dishさんも僕たちも到着を知らなかったわけで、申し訳なさげな「おはようございます」だったんですが、逆に遅くなってしまったakiracchiさんに気を遣わせてしまったようで申し訳なかったです。
味付きのとろろをかけてたべるご飯は新鮮で美味しかったんですが、Johnnyさん、Dishさんから言わせれば日常的に食べられるそうですね。粘り気のあるものをご飯にかけて食べる文化は関西にはないんでしょうか。そんなときにしーなさんが「納豆は食べます?」と聞かれたんです。が、僕は意に添わず納豆食べる派なんですね。ところが関西メンバーのほとんどが食べるとのこと。
CLUB CAVALIERの関西メンバーは普通の食欲じゃないので参考にならないかもしれないですね。> しーなさん。
食べ終わり間近に出てきた奥さんに、IKOさんだったかが、特定の車種が集まるというのはこれまでにもあったのかどうかをたずねられたんです。その答えは、3回目とのこと。ただ、過去の2回はバイクでの集まりらしく(1回目はハーレー、2回目はブラックバードとのこと)、乗用車では初めてのようです。さつき荘は乗鞍高原温泉の麓寄りにあるために上の方から松本方面へと向かう人々が必ず前を通るため、駐車場に並べられたキャバリエは、かなり話題になっていたそうです。
そんな嬉しい話を聞いてダイニングを後にしました。
これから朝風呂です。せっかく温泉に来たんですからね。入っておかないと。
温泉はご主人のお手製という露天風呂と内風呂があります。大きさは数名が入れば一杯かな、というサイズですが、入った気持ちよさはサイズがどうであれ、一緒ですね。ドアを開けると中には先客のJohnnyさんとQさんの姿がありました。お二人とも気持ち良さそうで…。
Qさんの話では、sakiさんが遅れてくるらしいとのことなんですが、結局僕がいる間も来なかったですね。
硫化水素泉の白濁した温泉に体を沈めると疲れと眠気が一気に取れそうです。
温泉への入口にあるプレイルームと名づけられた部屋で彼女を待つはずだったんですが、久しぶりの天然温泉についつい長居してしまい、待たせていましたね。
部屋に戻って一息つき、大部屋へ。
そこには新しい顔が…。KUNIさんの到着です。彼女さんとご一緒です。クルマはクロイソネイブルーの2.4Z。落ち着いてお話をしたいところですが、チェックアウトの時間まで30分と迫っており部屋の後片付けをすることに。一晩中飲み明かした事が伺えるアルコール臭の中みんなで一緒に後片付け。その間に僕は精算のため受付へ。
領収明細書と共に電卓を貸していただいたあたりはオフ会などを何度となく受け入れられている証拠でしょうね。普通の団体さんなら幹事が旅行前に集金していたりするんでしょうが、オフ会ではその場で精算、ということが多いでしょうから。ありがたくお借りして部屋で計算です。夕食ありの人、ナシの人、ビールの金額は夕食ありの人だけの数で割って、あっ、入湯税は税金だから消費税はかからないんだ…と、某CMの精算シーンのようなことをやって一人あたりの金額を計算。電卓、ありがたかったです。
さて、集金。と思って大部屋に行ったらIKOさん、nastyさん、Dishさんとmatsukawaさんがいるだけ。あれ?と思って窓から下を見れば既に荷物をまとめて駐車場に出ていらっしゃるようで…。結局いらっしゃった数名を除いて駐車場で集金となりました。駐車場では相変わらず、というか関東ノリというか、ボンネットが開いて何やら作業中というキャバリエが数台。
sakiさんはキャバリエを並べて停められる駐車場を探しに出かけているということです。
支払いに行ったら奥さんではなくご主人が出てこられて、少しお話。どういうメンバーなんだとか、どこから来てるのだとか。でも、僕が一番言いたかったのは、インターネットという一見無機質な情報網を使うことでこうして人間同士の暖かいコミュニケーションが生まれるんだ、ってことです。これには共感していただきました。さつき荘さんもネットで積極的に活動されていますからね。
ということで駐車場に車を並べたまま、しばらく作業&見学タイムに。これといってする作業もないので彼女と一緒に車を眺めてました。どのクルマが誰のものかという話とか、ナンバープレートの話とか。改めてナンバーを見てみると地名が重なっているのはIKOさん、Dishさんの練馬とLD-9さん、僕の大阪だけで、あとは皆さんバラバラです。神奈川県は相模、湘南、横浜、川崎とダブりもなく揃ってます。大阪も大阪、なにわ、和泉と揃いましたね。
あれこれ喋っているうちに11時も過ぎ、このまま解散するのか場所を移動するのかの決断をすることに。sakiさんが下見をしてきたという駐車場は紅葉も見えて雪山も見えるということで全員で移動開始。
僕はJohnnyさんの後ろについたんですが…、引き離されました。皆さん、速いんですもん。
10分ほどで到着したのが観光センターの駐車場。ちょうど何かのイベントをしていて、後で知ったことですがさつき荘の方々もそのイベントのために、すぐ近くにいらっしゃったんだとか。
16台を一列に並べます。久々に壮観ですね。広い駐車場に並んだ色とりどりのキャバリエ。これを見たくてオフ会に参加したといっても過言ではないくらいに見事です。周りの観光客もちらちらと眺めて行きます。これだけ並べりゃ目立ちますからね。でも、観光センターのイベントとは関係ありませんよ(笑)
前を向いた写真は逆光となってしまい、リアでの集合写真も考えたんですが、せっかくだからと駐車場のスペースが開くのを待って山を背に、フロントを向けて一列に並べ直しました。真っ青な空の下、紅葉の木々をバックに並んだ赤、黄、青のキャバリエはそのコントラストと共に最高のシーンを見せてくれたと思います。
ここで参加者全員の集合写真です。前列の全員が、いつの間にかリーダーポーズと呼ばれることになった左ひざを立てて右ひざを地面につけるスタイルで記念撮影。これにて初の宿泊を伴う信州温泉オフも閉幕です。
最後に恒例の、円陣を組んでのお開きの言葉。今回は僕が幹事をしたので喋るのも僕だけですが、喋るネタを考えていなかったにしては案外と言葉が出てきましたね。思っていることを素直に喋ったからでしょうか。とにかく、初めての企画に賛同、参加していただいた皆さんに感謝、この一言に尽きます。計画段階では4~5組程度が参加してもらえれば成功かな、と思っていたのに宿泊で15組、KUNIさんチームを含めて19名に参加して頂けて本当に嬉しかったです。しかもこんな山奥ですからね。締めにみなさんから拍手が出て気持ちよく解散することが出来たと思います。
みなさん、遠くから本当にありがとうございました。またこのようなイベントを企画したいと思いますので、今回参加できなかった方も次回はぜひご参加ください。またお会いできることを楽しみにしています。
(文責:Tsucchy)