2年半ぶりの長距離ドライブ
2022年7月17日(日) 走行距離 388km 総走行距離 37255km
今年は、新型コロナウイルスとのつき合い方がわかってきたのか、感染者数がゼロになったわけではないのに(ここ数日は、激増してますが)、「3年ぶりの開催」というようなイベントが多々ニュースになっています。
その流れに乗って、というわけでは無いんですが、久々に400km近いドライブをしてきました。日帰りですけどね。
向かった先は、北近畿。いわゆる但馬地方というのでしょうか。兵庫県の北部です。
冬はハチ北や神鍋など、スキー・スノーボード客で賑わうエリアですが、夏の間はさほどでもなかろう、と、人(ひと)気の少ない(と思われる)エリアを選んだ、というわけです。
まだまだ、「遊びに行ってきた」と声高に言える状況じゃないですので。。
日帰りなので朝早くに出かけたのかというとそうでもなく、11時頃の出発。
朝早いと宝塚付近が渋滞するだろうな、という憶測です。
その甲斐があったのか、なかったのか、中国道リニューアル工事で中国池田~宝塚が終日車線規制(再来年上半期まで)で11kmほどの渋滞。朝早ければもっと渋滞していたんだろうなぁ、と思いつつ、耐え忍びます。
もっとも、吹田から高槻経由で新名神を走っても、神戸JCTまでの所要時間は遠回りする分相殺されてほぼ同じとのこと。ならば、と、中国道を直進したわけです。プリウスのクルーズコントロールを使えば、渋滞でも、めちゃくちゃ楽ですし。
結局、中国池田IC付近から神戸JCTまでは25分ほど。そこまで渋滞がひどかったわけではないですね。
吉川から舞鶴若狭道に入ってスムーズに走っていると、丹波篠山市に入るあたりで、それまでの晴天から一転して雨が降り出し、3分ほど豪雨の中を走ります。ちょうど激しい雨の雲が移動しているところで、それを横切る間だけの豪雨だったようですね。
春日ICから北近畿豊岡道に入り、最初の氷上ICを過ぎる頃には、天候は回復。雲は多めながら、明るい日の下を走ることが出来ました。
道の駅「但馬のまほろば」で小休止した後、八鹿氷ノ山ICから国道9号線を走って、やってきたのは「兵庫県 木の殿堂」。
「木の殿堂」は、巨匠 安藤忠雄氏が設計した木造建築で、
日本文化の原点である森や木のすばらしさを、さまざまな視点でとらえ紹介する自然学習施設
https://www.kinodendo.jp/about/
とのこと。「面白いといいなぁ」くらいの感じで入ったんですが、館内の展示物を見ていると、結構楽しめました。展示内容については、上記サイトからご確認ください。
この建物の奥にはデッキが展望台につながっていて、見晴らしのよい風景を眺めることが出来ました。
木の殿堂から数分車を走らせ、向かったのが「兎和野の大カツラ」。
幹周11m、樹高35m、樹齢は推定500年という、かつらの木です。
駐車場から300mほど山道を歩くんですが、行き交う観光客もいなかったので、マスクを外して歩いてみます。深呼吸すると「山の匂い」が鼻に入り、久々の感動を味わいました。
木のすぐ近くまでは行けないので大きさの実感が今一つ伝わりにくいですが、実際、大かつらを見たことよりも、森林浴気分に浸れたことの方が感銘を受けた気がします。
道の駅ハチ北に寄り道した後、次に向かったのが「但馬空港」。
大阪(伊丹)空港とを結ぶ1日2往復のプロペラ機が離発着するだけの小さな空港ですが、その着陸時刻に合わせて到着。
空港横のスペースには、引退したエアーニッポンのYS-11が展示されていて、すぐそばから見学できます。
※但馬空港で見た ATR42-600 と YS-11 については、こちらに詳しく書いています。着陸の動画も撮っていますので、ご興味のある方はご覧ください。
折り返しとなる大阪(伊丹)行の離陸は待たず、出石へと走ります。離陸を待たなかったのは、出石のお蕎麦屋さんが閉まってしまうから…、という理由だったんですが、結果的にはアウト。何軒か候補に挙げていたお店は、既にクローズ。夕方6時過ぎなので、何とか間に合うかと思ってたんですが、本日分売り切れ、とかですね。出石そばは、また今度にします。
というわけで、八鹿氷ノ山ICから北近畿豊岡道へと入り、吉川から中国道、そのまま近畿道を走って帰ってきました。
日帰り(しかも昼前の出発)ながら、久々の観光ドライブは、思いのほか楽しめました。本日の走行距離は388km。1日で300kmを超えたのは、2020年9月に若狭へとドライブに行って以来。350kmを超えたのは、コロナ感染拡大前の2020年2月以来ですから、いかに遠出をしてないか、ということですね。
残念ながら、第7波はしばらく続きそうですし、次のドライブはいつになるか、見通しが立ちません。年内にもう一度くらい、出かけたいですけどね。