和歌山 鉄道旅
2025年4月28日(月) 走行距離 4km 総走行距離 48778km
一昨日の土曜日から昨日にかけて、鉄道で旅行に出かけました。マイカー以外ので泊りの旅行はコロナ禍後、初めてですね。
内容をサラッと書いておくと、スタートが近鉄の大和西大寺駅。近鉄特急ビスタカーに乗って、松阪へと向かいます。松阪なら難波や鶴橋から乗った方が早いんですが、実は大和八木駅にある短絡線(地上の橿原線から高架の大阪線へ乗り入れるための線)に乗りたかった、という理由でもあります。
松阪で乗り換えたのが、名古屋から来るJRの特急「南紀」。HC85系というハイブリッド車両を使用した特急列車です。
エンジンだけで走行していた先代の車両と比べると近未来感はありますが、登坂時はもちろん、発車時も強力なエンジンが稼働しますから、それほど「電車感」は無いですね。それでも車両の形式が電車に準じた「クモハ85」としているのはJR東海のこだわり、でしょうね。
左手に熊野灘を見ながら紀伊半島を海岸沿いに走ります。意外にも新宮駅でほとんどの客が降りて、終点の紀伊勝浦までやってきたのは少数でした。

ここでは楽しみにしていた「めはり寿司」を食べられるお店で昼食を頂きました。
ここからは遊覧船に乗って、太地へと向かいます。
紀の松島と言われる小島が浮かぶエリアを走って観光したり、イルカの飼育場での給餌の様子を見たりと楽しい時間でした。
太地の宿では、これも楽しみにしていたクジラのフルコース。さすがは太地です。大阪でも鯨肉を食べることが出来ますが、これだけの量をコースで楽しめるのは太地ならではですね。美味しかったです。
翌日は、宿からも近い「くじらの博物館」へ。クジラそのものの生態や捕鯨の歴史などを学べます。といっても、目玉はやっぱりクジラが宙を舞うショーですかね。イルカショーとクジラショーが交互に開催されます。

たっぷり楽しんだ後は船で紀伊勝浦へ。そこから串本へはJRの普通列車で移動します。せっかくの海沿いなのにロングシートはちょっと残念。
串本では、まずランチ。カツオ料理で有名なお店で少し贅沢なお昼ご飯を頂きました。
その後は、立杭岩へ。2018年の秋に訪れてますが、それからもう7年なんですね。前回は当然のように車でしたから立杭岩のすぐ目の前にある道の駅に車を止めたんですが、今回は鉄道旅。レンタカーを借りるほどの場所でもないですが、かといってバスの本数も限られているので20分ほど歩いてみました。海岸に近く、道も平坦なので歩きやすかったですね。
奇岩の立ち並ぶ光景を楽しんで、道の駅で土産物を見たりした後、串本駅へと戻ります。帰りはバスを予定していたんですが、到着までに20分以上ありそうなので帰りも歩いてみました。
結果的には、駅に着いたすぐ後くらいにバスが到着したようですね。
串本駅からは特急「くろしお」に乗車。283系の、いわゆるオーシャンアロー編成です。左手に太平洋を眺めながらの帰阪となりました。

帰宅した翌日の今日は、自宅でゆっくりと過ごしました。
この土曜日からゴールデンウィークで、今日は休みを頂いたんですね。
というわけで、夜に近くのスーパーへと買い物に出かけただけです。