美味しい鳥取ドライブ
2022年10月9日(日) 走行距離 473km 総走行距離 38659km
せっかくの3連休。
コロナ禍でなければ、間違いなく温泉宿に泊まるような旅行に出かけてたんでしょうが、まだまだそういう生活には戻れていません。
とはいえ、さすがに近所のスーパーへの往復だけで連休が終わってしまうのも寂しいので、思い切ってドライブに出かけました。
人気(ひとけ)の少ないところに、日帰りならいいかな、という判断です。
向かった先は、鳥取。
ほどよく観光客も少なそうですし、美味しい海鮮も食べられそう、ということで行先が決定。
まぁ、宿泊がないので予約も必要ないですし、気楽に出発です。
とはいえ、忘れていたことが一つ。
10月4日から11月12日まで、中国道の吹田JCTから中国池田ICまでが終日通行止め。さらに中国池田から宝塚ICまで終日車線規制中だったんですね。
阪神高速で池田まで行って、そこから渋滞が目に見えている中国道で宝塚方面に向かうくらいなら、と、近畿道の吹田JCTから京都方面へ。高槻JCTから新名神へと入りました。新名神区間でも神戸JCTから中国道に入っても渋滞は無く、いい選択だったと思います。
途中、安富PAで小休止。しばらく来ない間にリニューアルされてましたね。
佐用JCTからは鳥取道。こちらも久しぶりです。この50系プリウスでは初めてかも。それくらい久しぶりです。
佐用から兵庫県内を走っているあたりは良かったんですが、次第に車が増えてきて渋滞気味に。とはいえ、鳥取道はほぼ対面通行の片側1車線ですから前に遅い車がいると、そうなるのはよくあること。
そうこうしている間に岡山県に入り、西粟倉を過ぎて鳥取県へ。中国地方入りは2020年2月の山口旅行以来ですね。
道路の混雑の方は、いよいよ本格的な渋滞に。
連休中日の上に午後から天候が悪くなる予報なので、もっと人出は少ないかと思っていたんですが予想に反しました。
トンネルや登り坂で速度が低下し、場所によっては20km/h台になることもあってどうなるかと思ったんですが、朝8時前に大阪市内の自宅を出発し、途中安富PAで数分の休憩を挟んだものの3時間強のドライブで、11時頃、鳥取市の白兎にある「道の駅 神話の里・白うさぎ」に到着できました。
渋滞が無ければ30分近く早かったんじゃないかと思うんですが、実際どうだったかはわからないですね。
で、この11時というのが大事なところで、まず最初の予定が、この道の駅にある「ぎんりん亭」での食事です(笑)
11時がオープンの時間なんですが、人気のお店ということで開店と同時に席が埋まれば、次の組は数十分待ちになってしまいます。
が、「あれ?」というほど客は控えめ。
11時少し過ぎにお店に入ったんですが、2組目か3組目かといったところで、お店自慢の日本海を眺められる座敷に案内されました。
頂いたのは「鳥取名物 いか御膳」と「海鮮丼」。
こうして旅先で美味しいものを食べるのはほんとに久しぶりですね。
もちろん、向かい合わせの席の二人の間には背の高い透明な板が隔たっていますので、以前の日常に戻ったわけでは無いですが、美味しいものは日頃の鬱憤を忘れさせてくれる効果があります。
車を道の駅に止めたまま、隣接する白兎神社へ。
鳥取(因幡)といえば、白うさぎですよね。古事記で有名な、大国主神に助けられた白兎の話です。境内には白兎が体を洗ったとされる御身洗池があります。
皮を剥がれた兎がここで傷を癒したことから皮膚病に効くとも言われている神社ですが、それよりも大国主神と矢上姫との縁を取り持ったことから縁結びとしてのご利益を求める若い参拝者が多かったように見えます。
参拝の後は、海岸近くを歩いたり、道の駅でお土産ものを見たり。
そこから車で鳥取駅へ。
駅構内の土産物店で、鳥取の銘菓と、鳥取とは全く関係のない「鉄道開業150周年」グッズを購入(笑)
今回の旅行の目的は何かと訪ねられたら「久々のドライブ」なので、訪問地はこれくらいです。あとは、帰路の途上にある道の駅に寄り道しながらゆっくりと帰阪する、と。
というわけで鳥取南ICから鳥取道に入り、少し走って「道の駅 清流茶屋かわはら」へ。
何度か立ち寄っている道の出来ですが、ゆっくりと河原城を眺めたのは初めてかもしれないですね。
1kmほど離れた山に立つお城が、はっきりと見えます。
が、ちょうど雨が降り出しました。
大阪では昼頃から雨が降っていたようですね。南から低気圧が近付いているので、北の鳥取に来たのは天候的には○だったと思います。
鳥取道に戻り、岡山県に入ったところで「道の駅 あわくらんど」へ。ここも何度か訪れているところです。
恐らくは最後の立ち寄りポイントになるので、地域の名産をチェック。
結局、岡山県に入ったものの、鳥取県産の梨とマスカットだけを買って、車に戻りました。
翌日が休みにしては早い帰宅ですが、鳥取道に戻り、佐用JCTから中国道へ。
そのまま順調に走り切ることができるかと思ったんですが…。
神戸JCTを手前に渋滞が始まりました。
渋滞はそのまま新名神にも波及。
停止こそ数回だけでしたが、始終トロトロで、箕面を越えるまで何分かかったでしょうね。
やっぱり、三連休の中国道通行止めは地獄でした。
高槻から名神下りに入ったあとはスムーズに東大阪まで帰ってくることができました。
今日1日での走行距離は473km。
1日で走った距離としては、コロナ禍に関係なく、2016年に50系プリウスに乗り換えてから歴代11位の距離です。
というのも、片道200kmを超えるドライブは、たいてい温泉宿に泊まるというのがセットですからね。日帰りで往復してしまう、というのはやっぱりコロナ禍だからこそ。
休み明け11日から全国旅行支援が始まりますが、職種に関係なく(医療・介護・教育など感染に対して常に気を遣う職業の人でも)安心して全国に旅行できる日が戻ることを期待してます。