青森へ

2025年6月21日() 走行距離 9km 総走行距離 48841km

先週末はコロナ禍以降、初めて東北地方へと旅に出ました。

連休では無くごく普通の週末に、1泊2日で青森です。

「なにその罰ゲームみたいな旅行」、と思われるかもしれないですが、意外とというか、十分に楽しめました。

もちろん往復ともに飛行機なんですが、大阪空港から青森空港まで片道が2時間かかりませんし、早期に予約してましたから新幹線で東京に行くより安かったんですね。「のぞみ」で東京に往復するより時間が早くて安い、という、ちょっと意外な長距離旅行でした。

朝一番の飛行機で青森空港に到着したのが10時40分頃。そこからレンタカーで下北半島を目指します。飛行機よりもよほど時間がかかりましたが、途中の道の駅で名物のホタテを食し、尻屋崎近くにある寒立馬の放牧地へ。背景は海ではなく、山。あれ?海辺に立つ馬じゃなかったっけ?と思ったら、それは、宮崎県にある都井岬の野生馬でしたね。。

尻屋崎の灯台は、中には入れず周囲からの見学のみだったんですが、太平洋と津軽海峡を分ける地点に建つに相応しい貫録を感じました。

むつ市内を縦断して釜臥山の展望台へ。むつ市内の夜景(数々のライトが形作る姿)がアゲハチョウのように見えると有名な場所ですが、夏至に近い今は夕方といえども日は高く、「確かにそう見えそう」という雰囲気だけ感じてきました。もちろん、展望台としての眺めは素晴らしいです。

むつ市内に下りてホテルへ。ホテル内のレストランで、名物の味噌貝焼きなどを青森の地酒と共に頂きました。

翌日は恐山へ。18年ぶりの訪問ですが、あの異世界感は、何も変わってないですね。この世ともあの世ともつかないモノクロの荒涼とした中に色彩豊かなかざぐるまが風に吹かれて回る姿はゾクッとするものがあります。この感覚も以前のままです。

変わったのは客の方。インバウンドの旅行客がかなりの比重を占めてました。全国、どこに行ってもそんな感じですね。

恐山からは、途中、道の駅に寄り道しながら初訪問となる三内丸山遺跡へ。縄文時代の遺跡や、再現した住居など「青森らしい」かと聞かれれば微妙ですが、一度は訪れたかった史跡です。

が、実は大きな勘違いをしてたんです。有名な遮光器土偶が、ここで見られると思ってたんですね。これは、津軽半島にある亀ヶ岡遺跡という別のところでした。

しばし歴史に浸ってから、青森空港へ。

フードコートで食事をして、飛行機で大阪へと帰ってきました。

二日間という連休ではないごく普通の週末でしたが、特別な週末を過ごすことができた楽しい旅行でした。

21日は、いろいろ用事をしていて、気付けば夕方、という一日でした。

まぁ、面白くない用事では無く、趣味の延長みたいなもんですからいいんですけどね。

車での移動は夜に買い物に出かけただけです。

ドライブ

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