雪降る奈良へ(1)

2025年2月8日() 走行距離 90km 総走行距離 48158km

大阪市内で雪が降るのは年に数えるほどで、それが週末に当たるのはかなり低い確率だと思います。
ところが、雪を期待して洞川温泉へ旅行に出かける日、大阪市内でも雪が降りました。
実はこれ、二度目なんです。2008年2月に洞川温泉へ出かけたときは、大阪でも積雪になるほど降ってました。
さすがに今日はそこまで降ってはいないんですが、雪の予想が出る遥か前に宿の予約をしていますので、偶然です。

自宅を出るころには雪はほぼやんでいて、東大阪南ICから近畿道に入ると日差しも見えてきました。
南方面に走って雪のエリアに行く、というのは妙な感じですが、美原JCTから南阪奈道路へと入ります。
17年前は、美原東から先が積雪のため通行止めになるほどの降雪だったんですが、今日は問題なし。
葛城ICで高速から降ります。
まず最初に訪れたのが、葛城一言主神社。それからすぐそばにある片上醤油。
いずれも、先月にNHKの「ウィークエンド関西」で紹介された場所。ひとつだけ願いを叶えてもらえるという、欲張りな人には厳しい神社ですが、星新一氏の短編小説にそのような話があったのを思い出します。

片上醤油の方は、大きな醤油樽のある蔵の片隅に販売コーナーがあり、いろいろな種類の醤油が用意されていました。それぞれの違いを丁寧に教えて頂き、それぞれに魅力的だったので、小瓶を5本ほど購入させて頂きました。

次に向かったのは道の駅「吉野路大淀iセンター」。昼食が目的です。
気になっていたメニューの「ヤマトポークのふわふわ玉子とじカツ丼」と、軽めの「十津川しめじうどん」。カツ丼の方は、値段が1,300円と、観光地価格なのかな、なんて思ったんですが、運ばれてきた丼を見てびっくり。これはむしろ安すぎでは?と。肉厚のカツととろっとした玉子があいまって、美味しかったです。

「ヤマトポークのふわふわ玉子とじカツ丼」

食事をしていると窓の外には雪が舞っているのが目に入ってきました。すぐに積もるような感じではないですけどね。
土産物を少しばかり見てから(明日も寄るつもりなので、買ったのは日持ちするものだけ)、移動します。

車に乗って向かったのは洞川温泉までの途中にある道の駅「吉野路黒滝」。買い物をしている間に結構雪が降ってきました。うっすらと積もり始めてます。
国道309号線を川合エリアへと進めると路面も轍を残して白くなってきました。見覚えのある「あれ?」という看板を掲げるコンビニを右手に見るように県道21号線に入ると、一気に雪道になります。轍も真っ白です。

実は昨日、宿のご主人から電話があって、
「こちらへはお車ですか?」→ はい
「4WDかなんかですか?」→ いえ、普通の乗用車です
「車種は何ですか?」→ プリウスです。
「車高が低いですね」→ …。
もし、ダメだと思ったら、川合にある分岐手前の駐車場に車を停めて迎えを呼んで欲しい、と。
とはいえ、スピードを落とし気味に走っても、10分ほどで洞川温泉の集落に無事到着です。

昔ながらの洞川温泉の旅館は大きな駐車場が無く、宿の送迎車を先導にして少し離れた駐車場へと移動します。
そこからは送迎車に乗せて頂いて宿へと戻ります。
15時過ぎなので、当初は近隣を散策しようと考えていたんですが、雪が強まってきたこともあって、部屋でゆっくりと過ごします。もちろん、温泉も堪能しましたよ。
夕食は、名物のぼたん鍋。洞川で作られた地ビールを頂きながらぼたん鍋と地元の料理を味わいました。

吉野の地酒も追加して、鍋で作った雑炊を食べるとお腹がパンパン。美味しかったです。

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