キャバリエ行動記録(2006年1月から2月まで)

2月26日() 走行距離 31km 総走行距離 4970km
 昨日の土曜日、会社の移転作業がありました。簡単に言うと、お引越しです。
 これまで、大阪市営地下鉄堺筋線の堺筋本町駅と北浜駅の中間より、やや堺筋本町寄りの場所だったんですが、北浜駅のすぐ近くへの移転となりました。
 事務所が手狭になった、とかと言ういいお話でもなければ、人が減って広すぎになった、という悪いお話でもなく、テナントとして入っていたビルのオーナーが、「建て替える」と決めただけの話です。
 まぁ、建て替えた後に戻ってくるのか、といえば、恐らく答えはNoなのですが、いずれにせよ、退去の必要があったということです。
 荷物の片付けが終わったのが金曜の夜遅くで、土曜日には什器の搬出・搬入や、事務所の資料等の詰まったダンボール箱の移動など、バタバタし通しでした。
 もちろん、作業そのものは引越し業者の方々で、僕らは搬入先での指示をしてただけですけどね。
 で、夕方。なんとか作業も終了です。移転先にはダンボール箱がゴロゴロしてる状態ですから、月曜日からの雑務が目に見えて恐ろしくもあるんですが(笑)。
 
 というわけで、今日は引越しの際に気付いた、「あったらいいな」というグッズをいくつか買い物に出かけました。事前に計画は立てていても、いざ引っ越したら足りないものがあるものですからね。
 ホームセンターで買い物をして、同じ敷地内にあるカフェでお茶して帰りました。


2月19日() 走行距離 67km 総走行距離 4939km
 ちょっとしたドライブ。国道163号線を東へと走り、清滝トンネルを越えて奈良県へ。
 帰りは阪奈道路を下って大阪へと戻ってきました。東大阪変電所西の交差点を南へと左折し、10kmほど下ったところにある出光の「プリテール外環八尾SS」。セルフのスタンドです。
 前回の給油が1月7日。それから一月半。走行距離は835.3km。
 入ったガソリンは…、微妙なんです。というのが、セルフなんで、自分でホースを給油口に入れてトリガーを引くんですが、すぐに停止位置に戻ってしまうんですね。つまりは、トリガーを引いてる間しかガソリンが出ない、と。
 こんな状態で、満タンまで引く勇気はありますか? あふれる直前に止まってくれる、という保障があれば別ですけどね。というわけで、40リットル入ったところでやめておきました。
 
 給油してからは、イトーヨーカドーへ寄って、終わりです。


2月18日() 走行距離 21km 総走行距離 4872km
 日本橋へ。
 会社でDELLのノートパソコンを購入しようという話が出ていて(というか、機種選定を任されたんですが)、15.4インチのワイド液晶にWSXGA+(1680×1050ピクセル)という高解像度で、果たして使いやすいのかどうか、というチェックを、DELLのリアルサイト(ショールーム)に確認にやってきたんです。
 高解像度は、同じサイズのディスプレイを有効に使える、という意味では魅力的な反面、ピクセルあたりの面積が当然小さくなりますから、目が疲れやすい、という問題もありそうなんですね。
 確かに、実機でもやや「表示が細かいかなぁ」とは思ったんですが、WXGA(1200×800)と比べると、「画面の広さ」は捨てがたいものがあり、気分はすっかりWSXGA+に。
 でも、面白いというのか、このリアルサイトのスタッフ、全然「売り込む」意欲はないんですね。聞かれたことには的確に答えてくれるんですが、まるで博物館の学芸員みたいでした。この人だけだったのかもしれませんが…。


2月12日() 走行距離 60km 総走行距離 4851km
 日付が2週間ほど一気に飛んでますが、いろいろありまして…。
 1月29日は、母方の従兄弟の結婚式。で、こっちも当然、飲むことを前提に電車での行動です。
 
 翌週の2月3日〜5日にかけては、風邪で倒れてました。3日の金曜日はお昼休みに会社近くの診療所に診てもらいに行って、そのまま帰社したんです。それから日曜の夜まで、ぐったりと倒れてました。
 3ヶ月近くのプロジェクトが落ち着いて、気が緩んだのかなぁ、なんて思ってます。
 2月3日に太巻き寿司を丸かぶり出来なかったのは、大阪人として、心残りなんですが…(笑)
 
 昨日の11日の土曜日は、久々に大学時代の後輩と飲みに出かけました。大学が神戸にありますから、集まるメンバーの都合のいい場所はやっぱり神戸の中心部。
 というわけで、三宮に集合して、居酒屋で楽しい時間を過ごしました。
 
 実は、せっかく神戸に行くのだから、と、集合時間の遥か前に現地入りしていて、久しぶりに元町の南京町(中華街)を散策したり(もちろん、美味しいものも食べましたよ)、三宮センター街を歩いたり。
 一日で二度楽しめた三宮行でした。
 
 それで、今日。
 午後から大阪市内へお出かけ。
 久しぶりの観劇です。感激でした。
 
 と、ここまでずっと電車での移動でしたので、2週間ぶりのプリウス乗車です。
 だからといって、長距離を走ったわけでもなく、手近な家電量販店とスーパーマーケットなんですけどね。それだけです。


1月28日() 走行距離 0km 総走行距離 4791km
 車で出かけたのではないんですが…。
 今日はばいしんさんとひとちさんの結婚お祝いパーティーなんですね。当然、飲むことを意識して、電車で出かけました。
 天王寺にあるイタリアンレストランでの開催なんですが、その前で集合と聞いてたんですね。そのビル(あべのHoop)の入口付近に妙な集団がいて、目を合わせてはいけない、とそそくさとビルに入ったのが間違いで、その集団こそが、本日主役のお二人はもちろんのこと、幹事LD-9さん達の集まりだったんです。
 
 ということで、若干の回り道を経て、合流し、その後も続々と集まってきた「見慣れた顔」の方々とレストランへ。
 中での様子は詳細に書くべきかどうか…。
 突然の乾杯の挨拶のご指名に戸惑ったり、美味しい料理に舌鼓を打ったり。
 着席したテーブルの面々は、いつもの関西オフでの顔なじみの方々ばかりで、いつもの陽気さでお二人のこれからの幸せをお祝いできたのではないかと思っています。
 どうぞ、末永くお幸せに。


1月26日(木) 走行距離 52km 総走行距離 4791km
 11月からかかっていたプロジェクトもようやく一段落し、久しぶりに平日に休みを頂きました。もっとも、有給休暇ではなく、昨年の休日出勤分の振替休暇です。
 というわけで、普段の平日の日中には、行きたくても行けなかった用事を済ませに走り回りました。実は、すべて銀行がらみの用事だったりするんですが(笑)
 
 中でも「いつでもいいや」と思って放っておいたのが、自動車税の返金手続き。昨年の7月にキャバリエを手放しましたが、5月に一年分の自動車税を払い込んでいましたので、大半が戻ってきたんですね。銀行とその支店名の指定があって、なかなか訪れる機会もなかったんです(実は、他行でも手続きは出来ます。でも、なんか、厄介そうな気がして…)。
 というわけで、現金を手にして、自宅へと戻りました。


1月22日() 走行距離 43km 総走行距離 4739km
 ミスタードーナツの新商品「春小玉」。ご存知ですか?
 CMにインパクトがあって、妙に気になったんです。で、さっそく味を試しに行ってきました(笑)
 駐車場のあるお店、ということで長田店へ。
 ところが、お店の陳列棚に、春小玉が並んでないんです。あれ? と思って念のために入口にある案内板を見に行ったら、もう販売しているよう。
 仕方なくポン・デ・リングなんかをトレーに載せ、春小玉が欲しい旨をレジで伝えると、店の奥から持ってきてもらえました。振り返ってみれば、陳列棚にも春小玉が並んでます。
 ちょうど、品切れだったようで…。
 やっぱり、CMの影響は大きいんでしょうかね。
 
 和菓子のような和風のドーナツで、さくら、抹茶、黒糖、あずきといった素材が、ドーナツ生地とよくマッチしてます。「黒糖くるみ」のあずき入りクリーム、おいしかったです。
 
 その後、中央環状線沿いのミドリ電化へ。
 普段はパソコン関連のコーナーしか(というと言い過ぎですが)興味がないんですが、今日は珍しくシロモノ家電をひやかしてみました。
 そんなことをしてるからでしょうね。今日こそは1階のホームセンター「カインズホーム」を見て回ろうと思ってたのに時間切れになっちゃいました(笑)
 
 ユニクロとスーパーに寄って、今日のお買い物は終了です。


1月15日() 走行距離 35km 総走行距離 4707km
 ランチにファミレスへ。
 その後は、家でのんびり、ですね。


1月14日() 走行距離 48km 総走行距離 4672km
 先週末、雪道を走りましたから、今日は洗車。融雪剤を洗い流すためです。実は、昨日からの雨で、全般的に表面はかなりきれいになってるんですね。でも、下回りは汚れが残ってますから…、と思ったものの結局のところ、意図的に洗わないと床下部分って洗えないんですよね。雨であろうが、洗車であろうが。
 
 まぁ、それは仕方ないとして、少なくともボディ下部の融雪剤は洗い流せるだろうと、ガソリンスタンドへと出向きました。ドライブスルー、というのか、車に乗ったままで洗車をしてもらえる洗車機があるスタンドです。
 もっとも安いコースの「水洗い洗車」は、300円でした。
 車体前方から、回転したブラシがボディをなでてくれます。すごくきれいになったような気がします。まぁ、この時点では外は見えないですから(笑)
 で、後方から巨大ドライヤーが水を吹き飛ばしてくれるのかと思いきや、「前進してください」のメッセージが聞こえてきたんです。
 あれ? これで終わり? と、やや拍子抜けだったんですが、今日はこれでいいんです。だって「雨が降ってる」んですから…。


1月 8日() 走行距離 241km 総走行距離 4319km
 今日からの2連休を楽しむ場所は、山陰東部。但馬・丹後と言った方が雰囲気があるでしょうか。兵庫県北部と京都府北部のあたりです。
 去年のこの週末の連休は、山口県の下関にふぐを食べに行ってたんですね。しかも寝台特急「あさかぜ」で。昨年の2月のダイヤ改正で、由緒ある「あさかぜ」が廃止になる、というので一度だけでも乗っておこう、と。ご存知の方も多いとは思いますが、「あさかぜ」は東京と下関を結ぶ夜行列車なんで、大阪は真夜中になり、停まらないんです。で、近鉄特急で名古屋まで出て、そこから乗り込んだ、と。
 まぁ、なんともマニアックな旅行でした(笑)
 
 というわけで、今年もマニアックな場所です。1986年にあった事故でも知られてますが、JR山陰本線にある「餘部(あまるべ)鉄橋」が、今年度中にもコンクリート橋への架け替え工事が始まる、との話があり、その前に今の姿を見ておこう、と思ったんです。早ければ、春にも鉄骨部分に防護シートがかけられるという情報もあって、ならば冬の日本海をバックに写真に収めよう、と考えたんです。
 もちろん、「冬の日本海 = カニ」という構図は外せませんから、セットです(笑)
 ※旅行の計画時点では知らなかったんですが、東京と山陰を走る寝台特急「出雲」も今年の3月にて廃止されるとのことで、残念です。餘部鉄橋を走る特急がまたひとつ、姿を消してしまいます。
 
 そんなわけで、「餘部鉄橋」と「かに三昧」の旅行となりました。
 
 計画当初は、レンタカーのスキーパックなんかを借りようかとも思ってたんですが、昨年からの寒波と大雪とで、スタッドレスを持っておいた方が安全だろうと、買ってしまったのは既述の通りで、ですから、もちろんプリウスでの旅行です。
 
 8時過ぎに大阪を出発。阪神高速東大阪線、環状線、池田線と乗り継いで中国池田より中国道へ。宝塚のトンネル付近でも渋滞はなく、スムーズに吉川ジャンクションから舞鶴若狭道へと入りました。連休だぁ、とは言っても世間では中日ですからね。混んでなくても納得です。
 三田西からは速度規制が始まり、周辺の雪も深くなってきているように感じます。
 で、丹南篠山インターからは、冬用タイヤ規制が始まります。
 
 驚いたのが、丹南篠山で本線側がブロックされていて、全車が料金所への道路へと誘導されてるんです。もしや、この先通行止め? とも思ったんですが、ここで、タイヤのチェックを受けるとのこと。係員何名かが立っていて、スタッドレスタイヤを確認したら「冬用タイヤ装着確認証」という、葉書よりも一回り小さいサイズの紙を手渡されました。
 ノーマルタイヤの車は、ここで流出、もしくはチェーン装着となるようですね(実際の装着は次のサービスエリアまで猶予されるようです)。冬用タイヤ装着車は料金所手前でUターン。今度は合流車線を通って本線に入ります。
 西紀サービスエリアでも本線がブロックされていて、強制的にサービスエリア内に。ここでは先ほどの「確認証」を提示した車だけがスルーを許され、そうでない車はチェーン装着が科せられてるようです。
 こんなしっかりとした冬用タイヤ規制は初めてで、初めての体験に驚きです。
 
 次の春日インターで舞鶴若狭道からは離れ、春日和田山道路で氷上インターへ。この区間は昨年に先行開通したばかりで、この先、和田山までは今年の秋の「のじぎく兵庫国体」までに開通させるとのこと。これが開通すればいっそう便利になりそうです。スキーやボードにも…。開通直後の来シーズンは混むんでしょうね。やっぱり。
 
 雪の残る道を走ることしばし。和田山を抜けて養父市に入れば、スキー・ボード客の渋滞につかまりました。ちょっと遅い目の時間なんで、もうピークは過ぎていると思ってたんですが、少しばかり見込み違いでしたね。
 氷ノ山、ハチ高原といったスキー場への分岐を過ぎれば後はスムーズ。
 12時半頃には、湯村温泉の中心部(住所はすごいです。兵庫県美方郡新温泉町湯です。「湯」ですよ)へやってきました。
 
 温泉施設「リフレッシュパークゆむら」に併設の「但馬ビーフレストラン楓」で、ランチを頂きます。
 名前の通り、本場但馬牛が食べられるレストランで、カウンターでシェフが焼いている様子が見えるだけに、雰囲気をも味わうことが出来ます。
 
 通されたテーブルの場所も良く、シェフの動きがよく見えるだけに「まだかなぁ」というイライラも感じません(とは言っても、おなかが減ってるだけにそわそわ感はありましたが)
 運ばれてきた熱々のステーキ皿で但馬牛が輝いています。
 2種類のソースで食べられるんですが、塩コショウだけの「そのまま」でももちろん美味しく頂けます。
 グルメ番組なんかで「とろけるような」という表現をされますが、まさにその通り。絶品です。
 神戸牛、松阪牛や、最近話題の前沢牛も但馬の血を引いているそうですから、但馬牛が美味しいのは頷けます。
 
 ただ、100gは男性には少なめですね。というのも、本日の夕食がさらに贅沢なんで「お昼は控えめに」ということでの選択ですから。
 
 十分に満足してお店を出ました。
 いよいよ餘部鉄橋です。
 
 30分ほど山道を走り、餘部の集落に近付くと、見えてきました。見事な赤いトレッスル橋です。
 時計を見ると午後2時過ぎ。急いで車を停めて全景が見える地点へと歩きました。
 程なく鳥取方向から警笛が聞こえ、ディーゼル特急が轟音と共に橋を渡り始めました。
 実は、これ、14時7分に大阪行きの特急「はまかぜ4号」が通過することを事前に確かめておいたんです。大雪なんで若干の遅れがあるかも、とは思ってましたが、時刻通り、見事に鉄橋を列車が渡るシーンを写真に収めることが出来ました。
 なんせ、山陰本線とは言え、列車の数は少ないですからね。
 
 最寄の餘部駅まで歩いてみます。鉄橋のたもとから、細くて雪の残る山道をひたすら登ります。雨に強いはずのスニーカーですが、雪にはめっぽう弱いようで、つるつる滑りながら手すりにしがみついてようやく登頂。橋の高さが41mですから、その高さまでの山登りになります。
 駅には徒歩でしか近づけず、大変なところにある駅です(うわさでは、利用客の大部分が観光客と鉄道マニアということらしいですが…)。
 
 無人駅のホームから餘部鉄橋を見たり、冬の日本海を眺めたり。
 付近にいるのも観光客と鉄道少年、それに地元の除雪作業の方だけですから、噂もあながち作り話ではないような気もします。
 もう少し上に撮影スポットがあるそうですが、雪道に転んで怪我をしては大変なので、こちらは断念。新たな列車を待つこともなく、山道を下りました。だって、次の列車は1時間以上後なんですもの。
 
 86年の事故の慰霊碑に手を合わせ、車に戻りました。
 
 向かった先は香住の今子浦海水浴場。もちろん、海水浴ではありません。ここに、珍しい「かえる」の形をした岩、通称「かえる島」があるらしいんです。
 というわけで、見てきました。確かに、カエルです。
 ええ。でも、寒いので、長居せずにすぐに出ました。すぐカエル、ということで。
 
 次の目的地は、本日の宿泊先、城崎温泉です。
 ナビの目的地をセットして、誘導にしたがって走れば(いや、僕自身も地図を見ればこの道を走るだろう、という経路なんですが)意外にも雪の残る山道でした。
 とはいえ、まだ陽も明るい時間帯ですから、それほどの危機感はないんですけどね。
 
 竹野を過ぎて県道9号線に入り、何かの謂れがあるんでしょうが「鋳物師戻(いもじもどし)峠」という不思議な名前の峠を越えれば城崎の街もすぐそこです。
 
 城崎温泉ロープウェイの麓にある城崎温泉駅(JRの城崎温泉駅とは1kmほど離れてます)の近くにある「旅館湯楽」さんにお世話になりました。
 旅館のホームページにも案内がある通り、朝市広場の近くにある専用駐車場から旅館までは、非常に幅の狭い道で、車でも通れなくはないんですが、案内にも「ご通行時はサイドミラーを格納して頂き…」とありますので、専用駐車場に停めて歩くことに。もちろん、ワイパーは立てておきましたよ。雪が降り続いてますから。
 
 案内された部屋でくつろいだ後、温泉へ。
 外湯めぐりはしなかったのですが、内湯も小さいながら露天風呂もあり旅の疲れを落とすには十分でした。
 
 次はお待ちかねの夕食です。
 今回の旅行のメインですからね(餘部鉄橋じゃなかったの…?)
 
 松葉カニフルコースという名に偽りなし、というところでしょうか。お刺身から始まって、かにしゃぶ、焼きかに、かにすき鍋、最後にかに雑炊で締めます。それ以外にもかにの握りだとか、かに味噌だとか。食べきれないくらいに。
 いや、事実、食べ切れなかったんですよ。
 もったいないことに。
 
 ビールだとお腹が膨れてしまうので、あえて地酒の燗を頼んだんですが、そのおかげで、最後はふらふらとしながら雑炊を頂きました。かにすき用のと蒸したかにが食べ切れなかったのが悔やまれます。お持ち帰りしたかった…(笑)
 しかし、焼きかにがこんなに甘くて美味しいというのは、初めて知りました。大阪の居酒屋なんかで焼きかにを食べたこともありますが、ここまで「美味しい」とは思いませんでしたから。
 
 お酒の回りも手伝って、布団が敷かれるや眠りに付きました。


1月 9日() 走行距離 305km 総走行距離 4624km
 まずは朝風呂。
 雪を眺めつつ露天風呂に体を沈めます。
 その後に朝食です。こちらも、昨夕と同様、部屋で頂きます。
 
 お味噌汁は固形燃料で熱々を頂きます。小振りの鰈は、こちらも卓上で網焼きです。網への付きがいいので、裏を焼くのも、網ごと返します。落ちずに焼けるのが不思議なんですが、さらに、焼き終わった後に、比較的きれいに網から外れるのも不思議です。
 他には、ほどよい辛さの塩辛なんかもあってご飯が進みます。
 普段、朝はパン食ですから、旅館の朝の、日常とは違った雰囲気を楽しめました。
 
 旅館を出て駐車場へ向かい、まずは、フロントガラスの氷落とし。
 昨日の夜に降った雪が、一面に凍り付いてます。解氷スプレーをひと吹きしてあげれば、見事に融けました。それでも、ガラス面下部の固まりは、固めのゴムのへらでこそぎ落としましたけどね。
 これで、無事、視界確保です。
 
 温泉街の道をゆっくりと走り、「朝市きのさき」へ。
 今朝揚がったばかりの魚介が並べられています。干物等も豊富で、少しばかり買い物をしました。
 
 この後の行程は、丹後半島をぐるりと一周して天橋立へ、というルートです。
 まずは、網野にある琴引浜へ。
 城崎から久美浜へと走る道路は、雪がやんだ今でも、日陰部分は雪で路面が見えないほどの状態の場所もあり、運転も慎重になります。三原峠を越えれば、京都府に入ります。
 
 琴引浜へ到着したのはお昼前のこと。
 ここ琴引浜は、砂浜を歩くと「キュッキュッ」と音がするという鳴き砂で有名で、ぜひとも砂浜に降りてみよう、と思ってたんですが、駐車場にある看板には「ただいま、砂は鳴きません」だかの文字が書かれてました。
 後で調べてみれば、砂が乾いていなければ鳴かないそうで、これだけ雪の降る日本海ですから、冬季はずっと無理なんでしょうね。
 でも、こんな寒い気候の中、サーファー(ダイバー?)の方たちはドライスーツを着て、楽しまれているようでした。鳴き砂を期待して駐車場に来た車は、このプリウスくらいでしたので…(笑)
 
 というわけで、先へと進みます。
 幻のかにと言われる間人(たいざ)がにの揚がる間人の集落を走り、大小の岩が眺められる丹後松島を過ぎ、経ヶ岬へとやってきました。ここから先も伊根まで海岸線沿いに走ろうとしたんですが…。
 崖崩れのため、通行止めでした。
 もっと早く気付いてれば良かったんですけどね。
 
 とはいえ、ここまで来て伊根や天橋立を諦めるわけにもいかず、何とか走る道を探してみたところ、丹後松島まで戻れば、碇峠を越えて伊根に出られそうです。
 峠? というのにちょっと引っかかりはしたんですが、まぁ、なんとかなるでしょう、とばかりに引き返しました。
 
 海岸からぐんぐんと離れ、どんどんと登っていくと、道がいつしか真っ白になってました。
 わずか標高342mなんですけどね。
 雪の道と雪の壁。すごい所まで来てしまったようです。
 もっとも、雪面を均して頂いてるので、走りやすさでは全く問題なし。昨シーズンのキャバリエでの奥飛騨ドライブとは雲泥の差です。除雪体制が、という違いではなく、ボディーの問題でしょう、きっと。
 
 問題なく峠越えを終えて、伊根へとやってきました。
 道の駅「舟屋の里伊根」で一休みした後、レストランの「かもめ」でお昼ご飯を頂きました。
 2階にあるレストランの窓からは、伊根湾が見え、沿岸には特徴的な舟屋が見えます。海には伊根湾めぐりの遊覧船が走り、堤防にはかもめの姿も。
 のんびりしたレストランで頂いたのは、「刺身定食」と伊根名物の「へしこ茶漬け」。
 
 刺身定食は刺身が美味しかったのはもちろんのこととして、「ほうぼう」の煮付けが珍しくて美味しかったですよ。
 へしこ茶漬けは「へしこ」の茶漬けです(笑)
 へしことは、鯖を米糠で漬けた保存食で、興味がそそられる一品です。お店の方曰く、「まず、お茶をかける前に、そのまま召し上がってみてください」と。
 塩からい、です。このままでは。でも、美味しいんですよね。
 これにお茶をかけて、辛さが緩和されると、美味しさが広がってきました。
 ごちそうさまです。
 
 伊根を後に、次は天橋立へと向かいます。
 リゾートマンションの立ち並ぶ日置を通り、天橋立の北側の端にある駐車場へ。ここから、ケーブルカーで傘松公園へと登ります。
 最終のケーブルの時間も迫ってるんですが、公園だけですから大丈夫でしょう。
 
 傘松公園では、お約束の「股のぞき」。専用の股のぞき台も用意されています。
 でも、不思議と自分の二本足の向こう側に見える天橋立は、また別の良さを見せてくれるんですね。
 
 それにしても、この天橋立。自然に造られたというのがすごいですよね。なんたって日本三景の一つですから。江戸時代から三景に数えられるだけあり、ケーブルで麓へと下りた駅から、通りへの下り坂は、昔ながらのお土産物屋さんが並んでました。
 
 天橋立からは宮津へと向かい、由良川に沿って西舞鶴へ。
 道の駅「舞鶴港とれとれセンター」で最後の買い物をします。陽も沈み、暗くなった国道27号線を福知山へと走り、そこから舞鶴若狭道へと入って大阪へと帰ってきました。
 帰りは冬用タイヤ規制も、渋滞もなく、すんなりと帰ることが出来ました。
 
 2日間の短い期間でしたけど、十分に楽しい旅行になったと思います。


1月 7日() 走行距離 8km 総走行距離 4078km
 明日から2連休。
 一般的には今日から3連休なんでしょうが、今日は出勤日でした。それはともかく、明日からの連休はドライブに出かけます。もちろん、テーマは"食"と"鉄"です(笑)。
 というわけで、今日は給油に。
 さすがに冬場。暖房をかけていると、バッテリーの消費が激しくなるんでしょうね。初めて燃費が19L/Kmを切りました。なんて書くと、キャバリエとの違いが恐ろしいほどにあることに気付きます。
 
 では、明日からのドライブ紀行をお楽しみに。


1月 4日(水) 走行距離 31km 総走行距離 4070km
 昼過ぎからお出かけ。
 新年早々日本橋です(笑)。
 
 もっとも、日本橋が主目的ではなく、そのお隣、ナンバに用事があったといった方が正確かもしれませんが…。
 とはいえ、まずはパソコンのお店へ。最近ちょっと気になっているSONYのモバイルノートパソコンを眺めつつ、やっぱり高いなぁ、と嘆きつつ(笑)
 スタッドレスタイヤを買ったので、そうそう贅沢も出来ませんしね。
 
 難波へ歩き、本屋のジュンク堂へ。昨日買い忘れていた本の調達です。
 その後は、無印良品で雑貨の購入。
 もう一度ジュンク堂の前に戻って、向かいのたこ焼き屋「わなか」でたこせんを買って食べました。夕食時に近いためか、店内のテーブル席は客が一杯で、落ち着けそうな場所もなく、店舗外で立ったまま食べることに。
 たこ焼きとは言っても、せんべいにたこ焼きを挟んだ「たこせん」ですから、ファーストフード感覚で食べられるんですよね。
 
 ほっ、と一息ついて、ミナミを後にして帰宅しました。


1月 3日(火) 走行距離 120km 総走行距離 4039km
 今年も三日に初詣。昨年と同じく、近郊の神社へ。
 今年一年の願をかけて、おみくじも引いてきました。良くもなく、悪くもなく、というところでしょうか。ちなみに、細木数子先生の六星占術によれば、いい年のようなんですが(笑)
 
 初詣の後は、ちょっとばかりドライブへ。
 2号線を西へと走り、神戸までやってきました。目指すはポートアイランド。今年2月16日に開港する神戸空港に少しでも触れられないかなぁ、と。
 残念ながら(というか、当り前かもしれないですが)空港への連絡橋は閉鎖されていて眺めるだけ。
 それでも、ポートアイランドの南端付近からは、神戸空港の施設なんかが見え、もうすぐ開港なんだなぁ、という感触はつかめました。
 もっとも、大阪に住む僕が、神戸空港を使うかどうかは微妙ですけどね。
 昨年4月に、中部国際空港(セントレア)に行ったように、飛行機に乗らなくても、遊びにだけは行くかもしれません。
 
 ポートアイランドにやってきた理由はもうひとつあって、我が大学の新キャンパスがここ、ポートアイランドに出来るそうなんです。まったくもって他人事のような書き方ですが、卒業して11年も経つとそんなもんでしょうね。
 '07年4月開設ということなんですが、まだまだ基礎工事の序盤?という感じですから、驚きです。三つもの大きな建物が出来るというのに。
 今の学生がちょっと羨ましかったりします。
 
 ポートアイランドを後にして、御影のマクドナルドで、昼食兼おやつ兼早めの晩ご飯を食べました。
 その後は、パン屋、洋菓子屋、本屋に寄り道しながら一般道を大阪へと戻ってきました。


1月 2日() 走行距離 128km 総走行距離 3919km
 新年、明けましておめでとうございます。
 今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
 
 2006年ですね、もう。
 何に対して「もう」なのかは判りませんが、今年の秋でホームページを開設して10年になる、というのは紛れもない事実です。
 そのあたりについては、また秋に向けて、イベントなんかをやってみたいなぁ、なんて考えておりますので、よろしくお願いします。
 
 というわけで、2006年。
 元日は、例年同様、朝から酒を浴びて…。
 いや、今年はなんだか様子が違うんです。ここ数年、元日には姉家族(だけ)が自宅に来て、翌2日は姉家族と共に母方のお祖母ちゃん宅に伺う、というのがひとつのスタイルになりつつあったんですが、いろいろあって、2日の訪問がなくなったんです。
 それに加えて、姉の次女(つまりは僕の姪)が大晦日から高熱を出して、お伺いできる状態じゃない、とのことで、元日は、親子3人だけの非常に質素なお正月となりました。1月1日に他の親戚と顔を合わさないなんて、3人共に初めての経験です。
 
 というわけで、姉家族の外出が難しいのならば、と、本日、こちらの家族3人で京都のご家族を訪問した、という次第です。
 東大阪北インターから近畿道に入り、吹田から名神へ。
 万事順調に行くはずだったんですが…。
 道路上の電光掲示板には、事故のために大山崎〜渋滞13kmと。茨木インターに近付けば、前方に果てしなく続く渋滞の様子が見え、高速をあきらめて一般道に下りました。結果的には良かったんでしょうかね。171号線と桂川沿いの道路を走り抜け、自宅から2時間と少しで嵐山近くの姉宅に到着です。
 
 5時間ほど、楽しい時間を過ごして夕方6時過ぎ、おいとましました。
 帰りは京都南インターから名神に入って、吹田から近畿道へ。若干の渋滞はあったものの、比較的スムーズに帰ることが出来ました。
 
 こうして、例年にない正月の二日間を、若干の違和感を伴いながらも終了しました。


2005年12月まで