Special Edition
 〜2002年のリコールについて〜


 このたび、トヨタキャバリエが再び「リコール」の対象となりました。
 既に報道や掲示板等で詳細をご存知のことかと思いますが、念の為に、そして、数年後に「あぁ、こういうこともあったよなぁ」と思い出しやすくするために、内容を掲載しておきます。

 なお、文面は、トヨタ自動車株式会社発行の「ご愛用車のリコール実施のお願い(無料)」のハガキによるものです。

 【リコールの内容】
 エンジンの始動装置において、イグニッションスイッチの回路が不適切なため始動時に時間がかかるなどイグニッションキーを長時間まわし続けた場合、当該スイッチに過大な電流が流れ、スイッチ内部が発熱して樹脂が溶損し、最悪の場合短絡して火災に至るおそれがあります。
 このため、全車両、スタータ制御用のリレーを新たに設置します。またイグニッションスイッチに損傷があるものは新品と交換させていただきます。

 【お客様へのお願い】
 ご多用のおりご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、お早めに最寄りの販売店へご来店日時をご予約いただき、修理(約30分〜1時間)をお受け頂きますようお願い申し上げます。

 以上のような内容です。



 【中古で購入された方は?】
 ところで、僕のように新車でキャバリエを購入し、引越しもされていない方は、当然、購入したディーラーの購入した営業所から、案内のハガキが届くとともに、電話の一本でもあるはずです。そこで、気になったのが、中古で購入された方への案内がどうなっているのか、ということです。
 ただの案内と違って、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとも言われる今回のリコールですから、当然、新車であろうが、中古であろうが、キャバリエのオーナーの皆さんに連絡のハガキは届きます。今回に限らず、トヨタ車にリコールが発生した場合、陸運局に届けられている現所有者を調べて、その所有者がいる場所に、最も近いディーラーの、中でも最も近い営業所がその当該車両を点検・修理する責任を負うそうです。
 また、購入した地域から引越しをされた場合、その車両が新車で購入されたものであっても、購入時のディーラーのエリアを越えれば、現住所に最も近いディーラーの、最も近い営業所から連絡が入るそうです。
 たとえば、大阪トヨペットの布施営業所(東大阪市)でキャバリエを購入した僕の場合、隣県である奈良県の奈良市に引っ越していれば奈良トヨタの中でも最も近い営業所から案内が来るということです。ただ、大阪府の南端に近い泉南市に引っ越していても、案内が来るのは大阪トヨペットの布施営業所からとのことです。
 大阪トヨペット布施営業所でも、見なれないお客様のキャバリエの点検をしたとの話を聞いております。

 まだ点検・修理を受けられておられなければ、お早めにお受けになることをお勧めいたします。


  ※ちなみにこのページの後半部分は前回のリコール時のものを引用しています。

国土交通省 http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/05/recall05-091_.html
トヨタ自動車    http://www.toyota.co.jp/recall/cavalier2.html

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