〜第26回 CLUB CAVALIER Off Meeting ワールド牧場ログハウスオフ レポート〜　

　2003年9月6日土曜日。15時前の牧場に白いキャバリエが参上しました。
　
　今日はオフ会。久々のオフ会です。
　会場は大阪府南部のワールド牧場。その施設の所有しているログハウスです。
　そもそもこのオフ会は、和歌山県の海辺にあるログハウスで「食べて飲んで盛り上がろう」というJさんが発した提案から始まりました。言ってしまえばログハウスである必要すらなく、飲んで食べれるところならどこでも良かったとも言えるのですが、「ログハウス」という響きが良く、オフ会の名称として採用することにしたんです。
　ところが、和歌山のログハウスを予約しようとしたところ既に予約が入っていたようで、幹事さん達が慌てふためいていたのは掲示板でもご察しの通り。その代替案として大阪周辺で泊まれるログハウスを探してもらったところ見つかったのが、今日お世話になるワールド牧場だった、というわけです。
　
　その幹事さんとはJさん、ともさん、LD-9さんの3名で、今回もまた僕は一参加者として楽しませてもらうことになってます。
　今回のレポートはLD-9さんが担当ということになったようなんですが、その9さんは仕事ということもあり、遅れての参加のため、9さんが参加されるまでのレポートを僕が担当することになりました。
　
　ログハウスの宿泊者用駐車場に、まず始めにやってきたのは幹事の一人であるともさんです。今回は相棒のひとちさんはお留守番、お一人での参加です。2000年の白クーペ2.4S。バンパーがBOMEXからTRDに変わり、BOMEXのサイドステップもなくなり、かなりシンプルに（本人曰くは原形に）戻ったように思います。とはいえ、白いスポークのホイールは見事にハマってますし、柿本のマフラーも健在ですから、決して原形ではないです(笑)。
　
　次にやってきたのが僕、洗車したにもかかわらずカーナビ用のアンテナをクモの巣で飾った96年の白セダン2.4です。尾張名古屋に出張中ということもあり、ここしばらく何も変わってません。変わったのはETCくらい？
　
　駐車場で2人、話をしているとフロントのおばさんが出てきて、先に受付を済ませて、と。
　ともさんと2人でチェックインを済ませ、まずはログハウスへ荷物を置きに行きます。車はログハウス近くの専用駐車場に停めてほしいということですのでキャバリエで移動します。
　建物の観察は後回しにして、歩いてフロントへと戻りました。おばさんは「中で待ってて」、と言ってましたけど、僕たちがいなければ、他のオフ会参加者が絶対に困りそうなんで、目立つところで待機することにしました。
　だって、予約はJさんの本名で取ってあるんですもの。フロントに行っても迷うこと必至。おばさん相手に「キャバリエの…」と言っても通じるはずはないでしょうからね(笑)
　
　フロントの前には乗馬用の馬が４頭ばかり戯れてます。しばらくして、その横をダリアブルーのセダンが通り過ぎました。96年の2.4G、あきぴーさんです。
　次にやってきたのは赤い尻尾さん。99年のブラック2.4Gです。おなじみの覆面風からかなりの進化を遂げてます。
　
　しばらく待っていようかと思っていたんですが、曇り空から雨が落ちだしてきたので、急遽4人でログハウスに移動しました。
　そうそう、今回のオフ会で宿泊の部に参加するのは、総勢8名。既に集合している4人と、幹事のJさん、LD-9さん、ma-koさん、そしておるかさんです。Jさんは5時前後に、ma-koさんは夕方に、LD-9さんは仕事終了後に、おるかさんは22時ごろ、とそれぞれ遅れるとの連絡が入っているようです。
　
　ログハウスはなかなか洒落た造りで、1階にはリビングとバス・トイレ、それに3名の寝室が、2階には5名の寝室があります。思った以上にゆとりを感じる造りで、いい所を探してくれたなぁ、というのが正直な感想です。
　デジカメで写真を撮っていると、遠くから派手なエンジン音を引き連れて、派手なキャバリエが近付いてきました。黄色のボディは幹事のJさんです。
　
　5人が揃ったのが5時30分前後。夕食は6時から、ということらしいので…。
「飲みましょッか」
　とJさん。さすがはお泊りオフです(笑)。
　それぞれにビールの缶を持って、まずは乾杯。
　空腹にアルコールが沁みます。美味しいですね。
　
　6時になったところで夕食タイムです。
　ログハウスの玄関横のテラスに、バーベキュー用のテーブルコンロが備え付けてあるんです。そこに、係りの人がワゴン車で肉や野菜を運んできてくれました。でも…。
　ワゴン車が去ってから、誰からともなく、
「少なくない？この肉」
　そう、大き目の皿が2皿で8人前の肉。一人当たり1/4皿。関西メンバーには少なすぎです。今、5人いるから、一皿と1/4を食べれるわけですが、そんなものあっという間になくなりそうです。
　
「ま、量が少ないのはおいといて、まずは乾杯ということで」
　
　ジュージュー焼いては口に放り込みます。いいですよね、バーベキュー。ビールも進みます。
　みんなであれこれ話をしながら食事を楽しんでいると、いつしか辺りの風景も闇へと変わりつつありました。
　もっとも、そんなこと気にするでもなく、食べ続け、飲み続けてたんですけどね。
　
　ふとJさんが、
「あっ、あの音は…」
　LD-9さんが近くにいるはず。しかも、登坂している、と。さすがですね。
　…が、しばらく待てど、一向に9さんが現れないんですね。あれからもう、30分近くが経ってるって言うのに…。
　
　というわけで、ここでレポートをLD-9さんにバトンタッチです。
　
（以上、文責　Tsucchy）

　その頃私は・・・
　ワールド牧場の入り口らしきものは見つけたのですが。キャバリエなぞ１台も見当たりません。Ｊさんやともさんの話によると駐車場に警備の人が居るとの事ですが・・・いません。
　もう一度Ｊさんに入り口を確認して再度トライ。今度はいてました。警備員。場所を聞いて移動ですが途中ＩＫＯさんから連絡がありましたが・・・電波が悪くてききとれません。「もしもーし」と何度も繰り返した後ようやくつながったのですが肝心のキャバリエはまだ見当たりません。当然です。進入禁止のところを入っていたのですから・・・途中それに気がついた警備の人がスクーターで追いかけてきて道を案内してくれました。

　ワールド牧場内で約３０分道に迷っていたことになります。当然到着した時には・・・リーダー、Ｊさん、赤い尻尾さん、あきぴーさんがいらっしゃいました。しかも、とーに、肉なぞなし。しかも追加の肉も約半分。関西メンバーの恐ろしさです。すでにＪさんもいい気分。リーダーは完全に酔いがまわりはじめてオヤジモードに突入しかけです。私もすぐに合流し肉を食べようとしたところに１本の電話が。元キャバリエ乗りのフォレスターのｓａｋｉ君です。このクラブの特徴としてキャバリエ乗りだけの集まりというよりもキャバリエを通して知りあった仲間の集いといったほうが正確でキャバリエを降りられた方でもいつでもどこでも楽しく参加できるところがいいですね。というかキャバリエの話しあんまりでないし・・・・・。
　で、いつもの挨拶がわりで「今どこいるの？待ってるで。」と言うことが多いのですが・・・・答えが「今そっちに向かってます。」
　あれ？ほんまですか・・・・というか宿泊なんですが。でも今回泊まる宿はログハウス一軒まるまる貸切で旅館の人がいるわけではないので泊まるくらいは大丈夫です。ｓａｋｉ君到着後やはり肉が足りないのでスーパーへ買出しにいきました。とーぜんその他酒類も。往復４０分くらいでしょうか。戻ってきたらｍａ−ｋｏさんが到着されてました。あとは仕事を終えられてくるＯＲＣＡさんで全員揃います。

　ここワールド牧場はこのログハウスの宿泊施設の他に、スポーツ施設、温泉、動物と触れ合える施設などの総合レジャー施設で結構な敷地があります。われわれの宿泊するログハウスのほかにまだ数棟のログハウスがあるのですが結構な賑わいで家族連れや若い女の子だけのグループ等来ている人もさまざまです。そしてやはり最後の最後まであたりが真っ暗になっても肉を焼いてるのは我々だけ・・・・酒もそこそこ入り、リーダーが暴走モードに入りかけの頃ＶＩＶＩＯ乗りのひとちさんから電話もあり、ひとちさんのお友達と話したり。まるうさんの奥さんと話したり、隣だったかな？の女の子に手をふったり・・・　酔っ払いのおっさんそのものです。とーぜん誰も相手にしてくれません。おっさんですから。まるうさんの奥さんは大人なので相手にしてくれましたが・・・

　暑さと酔いの疲れか誰かしらログハウスの中に入りその後もだらだらと飲みつづけ・・・用意したイベント？もほったらかしに。というか関西メンバーはずーとしゃべっているのでイベントなど不要なことに気付きました。
　気がつくと・・・ｍａ−ｋｏさんはソファーで座ったまま彫刻のように爆睡。リーダーもうとうとと・・・・そのころＯＲＣＡさんから連絡があり今私と同じようにワールド牧場近辺で迷っているとのことでＪさんがひととおり道を教えていた記憶はあるんですが・・・・・次に気付いたときはＯＲＣＡさんに買っきていただいたカップヌードルにお湯をいれている自分がいました。というか確かＪさんから・・・「なぜそこだけ起きる？」とつっこみいれられたのはいうまでもなく・・・ところでそのＯＲＣＡさん。仕事も遅くなり今日はログハウスに泊まらず家に戻るとのことでした。それは正解だったかもしれません。リーダーとｓａｋｉくんはベッドに、ｍａ−ｋｏさんはあいかわらず彫刻状態。あとのメンバーもお眠りモードに突入しかけでした・・・私もやはりです。
　
　
　翌朝目覚めると気持ちのいい快晴です。キャバリエもきれいに並んでます。もうあまりいじりようのない黄色のＪさんのキャバリエと大阪にいなかったリーダーのキャバリエ以外はそこそこマイナーチェンジをしています。まずともさんから。２０００年モデルでＴＲＤのバンパーが装着されました。ウイングレスと柿本大根マフラーとあいまってなかなかレアな感じです。オーディオのすごいｍａ−ｋｏさん。紺のシブメの仕様です。今回プロジェクター（ブラック版）を装着しての参加です。そしてこのプロジェクターをつけている私と赤い尻尾さんのパトカー仕様が参加しています。そしてあきぴーさん。ダイナモベルトが２００３年モデルです。最後に１番高値のフォレスターです。とりあえず。

　あきぴーさんがフットサルの試合もありここでお別れするとのことで早速集合写真。なぜか・・・私とリーダーが本当は罰ゲームで使用するはずのスケスケエプロンをつけていているんですがみなさんの朝ご飯を作っていたわけではありません。集合写真を撮りゴミなどかたずけをしているとまるうさんから連絡がありあとで合流しますとの事でした。ワールド牧場は大阪の郊外にありほとんどの関西メンバーが１時間圏内にあります。特にあとから合流する予定のmatsukawaさんは本当にご近所です。

　あきぴーさんが去られた後歩いて施設内のレストランで朝食をとりました。あきぴーさんが朝食をとらず出られたはずなので１人前余るはずですが・・・はて？　残ってません・・・関西メンバーですから。そこは誰かしらのお腹の中に・・・
　再びログハウスに戻り、あとで合流するＯＲＣＡさん、matsukawaさん、まるうさんに連絡した後、精算をかねて事務所に移動。ここで温泉好きのリーダーと水につかるのが好きなｓａｋｉ君は温泉へ。
　
　残りのメンバーはもうおなじみになりつつあるコーナン富田林店に移動です。そこにはすでに最近奥様にキャバリエを譲ったまるうさんの新型車アルファードがいました。もう奥さんには車の改造はしないとのことでＮＯまる（う！？）車になっています。ひととおりアルファードをいじった後登場したのはご近所のmatsukawaさん。今回はＢＯＭＥＸのフロントバンパーの代わりに９０１Ｚのものがついています。またテールライトも２０００年モデルのものが装着されたり。ボンネットフラッグが復活したりとmatsukawaさんとはじめて出会ったときの仕様に似ています。しばらくするとＯＲＣＡさん登場・・・・
・・あれ！？ヘッドライトがプロジェクター（メッキ仕様）が装着されてました。あっという間に昼ちかくになり・・・

(補記・別働隊報告)
　リーダーこと私TsucchyとＳａｋｉくんは、ワールド牧場内に備えられている露天風呂付きの温泉へ。
　朝の10時から営業開始という温泉は、見事にすいてました。二人以外誰もいません。さっそく身体を清めて温泉へドボン。
　誰もいないからって、Ｓａｋｉくん、水中パフォーマンスはまずいでしょ。はいてないんだから(笑)。
　それを尻目(笑)に、遠赤サウナへ。数分だけ汗を流して冷水に浸かるつもりだったんですが、後から入ってきたおじさんにつかまりました。「どこから見えられた？」という話から始まり、なぜか地元ＰＬ花火大会のボヤキに発展。町内会の幹部を名乗る方なんですが、近郊・遠方から来られる車の整理なんかで町内会の協力を要請され、地元民であるはずなのに、壮大な花火をゆっくりと見たことがないんだ、と。なるほどねぇ、とは思いつつ、僕の頭はサウナで熱され「へぇ、そうなんですかぁ（…とうなづきつつも、内心、あんたのことなど、どーでもええわ…）」と。
　話題を切らしてくれないおじさんの隙をついて脱出し、露天風呂へ。爽やかな初秋の空気に身体の火照りを鎮めさせました。
　
　風呂上りは、昨日ディスカウントストアで調達した「玄米ジュース」。怪しげなこの飲み物、以前のミカスカオフでやすさんにキムチとともに持ってきて頂いたお米のジュースと同類かと思っていたんですが、こちらは混ぜられているピーナッツの香りが非常に強く、玄米の味はあまりしませんでした。というわけで、不可思議な味ながらも、僕は飲めましたね。Ｓａｋｉくんは、「2度目は買わない…」と言ってましたが。でも、それが大方の意見と思います。商品が店頭から無くなりましたからね。
　というあたりで、本体との合流を目指してコーナン富田林店へ移動開始です。
(補記・終わり)

　リーダーとｓａｋｉくんもやってきたので。車も止められて売店もあるさほど遠くない道の駅千早赤阪へ・・・
　もうみんな知り合いですし移動距離も少ないので各自ばらばらで目的地へ向かいました。　道の駅に着いたのはいいのですが・・・食べる施設がアリマセン。飲み物をみんな調達しそれぞれのキャバリエの鑑賞会です。いつも見なれたキャバリエばかりなのですがモディファイ話題など結構まだまだ盛り上がるものですね。しばらくするとやはり関西メンバーお腹すいたーとの事でご近所のmatsukawaさんの提案で車も止められる広いマックへ移動することに。

　ここでも、みんな各自で目的地へ急ぎます。しかし・・・今度は食べる物はあるんですが。車がいっぱいで置けません。全員車を置くまで待ちいざ店内へ。カウンターこそ混雑していたものの店内は意外と空いていました。あの駐車場の車は一体なんだったんでしょう？昼食をとりながらいろんな話題（いつものあれ。）で結構時間をつぶしました。その後matsukawaさんは家族サービスのため帰られ、ＯＲＣＡさんも仕事の都合で帰られました。リーダーもまた名古屋ということで帰られました。残りのメンバーはまだ時間があるので以前ＯＦＦ会でお世話になったオートバックス金岡店へ。

　ｓａｋｉ君がネットで落札したゼロスポーツのインテークとクールアクションというインタークーラーにダイレクトに空気をより効率的におくる穴のパーツのとりつけをしました。とりつけは・・・おっさんばっかりなのでおっさんなりたてほやほやの藤田ファクトリーのともさんが作業することに・・・
　しばらく作業をしていると緑の羽根の生えた低ーいキャバリエがＯＲＣＡさんが復活です。ｓａｋｉ君の車の作業も終え（一抹の不安が残るが・・・）あたりも暗くなりつつあるのでここで解散となりました。
　
　今回もただ飲み、食べ、しゃべり、よっぱらいだけのＯＦＦですがこれが結構楽しいんです。みなさんも１度いかがですか？


文責　LD-9さん
補記　Tsucchy


(終わり)

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