CLUB CAVALIER Off Line Meeting Information
 〜第14回 CLUB CAVALIER Off Meeting in 房総 ”裏”レポート〜 


6月17日。
 梅雨時期ということで天候が心配されたんですが、天気予報通り、快方に向かいそうな曇り空の下、第14回オフ会が開催されました。
 場所は千葉県夷隅(いすみ)郡大多喜(おおたき)町。大阪の僕からすれば「いったいどこなんだ」というのが正直な印象なんですが、房総半島の真中よりもちょっと南かな、というあたりです。いずれにせよ、東京都内からはそこそこの距離があり、どれほどの方々が集まっていただけるのか、心配だったんですが、最終的には12台、15名の皆さんが集まるらしいとの情報を得ることが出来ました。
 らしい、というのが妙な表現ですが、今回の幹事はREXさんで、人数の掌握などはすべてREXさんに、お願いしているんです。当初13台15名、とのことで連絡をもらったんですが、この1台の誤差の原因は、意外な勘違いだったんです。それは後ほど判明します。

 集合時間の10時を幾分か過ぎて、1台の白キャバセダンが集合場所であるスーパーの駐車場に滑り込みました。大阪ナンバーのこの車、そう、僕のことです。
 駐車場には既に10台のキャバリエが勢ぞろいしていて、しかも、大半がボンネットを開けてるんです。関西でのオフではなかなか見られない光景だけに、ちょっと「退いてしまった」んですが、逆に、「あぁ、関東に来たんだ」と改めて感じさせてもらいました。
 そのTRD赤キャバクーペの大きく開いた口を覗き込んでいるのが、オーナーのakiracchiさんと、エンジニアのNGSWさんです。akiracchiさんは、関西にもよく来ていただいているので、よく存じてるんですが、NGSWさんとは、直接お会いするのが初めてなんですね。どんな方なのか、すごく楽しみだったんです。…ですが、あんまりにも作業に熱中されてるんで、ご挨拶は後ほど、ということにしました。
 akiracchiさん以外にお会いしたことがある方が数名いらっしゃいます。まずは、ダリアブルーの2.4Zに乗るIKOさんです。徐々にモディファイが進んできていて、相変わらずの若々しさを漂わせています。白セダンにクーペバンパーの洋一さんも見なれた顔ですね。滋賀でのオフ以来ですが、その間にいろいろ有ったようです。クーペバンパーになった後に見るのは初めてですから、しばらく眺めてました。次に、Johnnyさん。マンタグリーンの2.4sですね。今年はじめの御前崎での新年会オフで初めてお会いした方です。もうお一人、マンタグリーンのセダンに大きなウイングをつけたナカガワさんも同じく御前崎でお会いしてるんですが、まだ、いらっしゃっていないようです。
 そして、Jさん。まぁ、説明も要らないでしょう。イエローキャバは僕が駐車場に入る前から目立ってましたから。
 後の5台、6名の方とは初めてお会いすることになります。
 まず、挨拶したのが、REXさん。今回の幹事を勤めていただいてます。Y2Kのクーペに標準装備以外のウイングをつけたり、白いサイドモールがついていたり、なかなか目立つ赤キャバです。
 Dishさんと、たけしさんが並んで立っていらっしゃったので、ごあいさつ。Dishさんとは、メールでやりとりしたことがあり、そのことで、いきなりお詫びをしたいと言ってこられたんで、こちらもびっくりです。まぁ、メールは、相手の表情が見えないだけに、誤解を招きやすいものですからね。といっても、言い過ぎと思われているのは当のDishさんだけで、僕はなんとも思ってない、というのもまた、メールのおかしなところかもしれないです。発言する相手の表情が見えないなら、また、受け取った相手の表情も見えないですから。暗闇でキャッチボールをするようなもんでしょうか。ちょっと、違うか。白のセダンに乗っていらっしゃいます。
 たけしさんは、グリーンの2.4Gに乗っておられて、愛車のホームページも作成されています。メインテーマはキャバリエじゃないんですけどね。
 次に、グリーンのセダンに乗る山下さんが挨拶に来られました。奥さんと一緒です。ちょっと異質な雰囲気が漂っているな、と思えば、山下さんと奥さんとの会話がスペイン語だったんです。奥さんがコロンビア出身の方で、なんでも、その奥さんが選んだ車がキャバリエだとか。数週間前に買ったばかりで、そのあとで、CLUB CAVALIERのホームページを知り、タイムリーにも地元の大多喜でオフ会があるからと、参加していただけたんです。このすぐ近くに住んでいらっしゃるということで、これから行くバーベキュー会場から、歩いて帰られる範囲なのだとか…。
 ただ、所有しているのが奥さんということで、CLUB CAVALIERのデータベースには登録して頂いていないようですが、オフ会に参加していただけるとは、嬉しいことです。
 その山下さんが、20年ほど前に中米のプエルトリコでレンタルしていた車がキャバリエではないかということで、確認して欲しいと、写真を持ち出してこられました。もちろん、型は現行とは全く違うんですが、サイドのネームプレートは小さくCAVALIERと書かれているような気がします。珍しい、貴重な写真ですよね。
 コアラさんもいらっしゃいます。Y2Kのシルバーで、千葉県内にお住まいだそうです。
 そうこうしているうちにエンジンマウントの取り付けの終わったakiracchiさんのクーペがエンジンを始動させました。マウント非装着のIKOさんのクーペと振動の具合を比較したり、いかにも関東…です。
 そうそう、NGSWさんの車の紹介がまだじゃないか、と思われた方、観察力が鋭いですね。実は、NGSWさん、今回はワケ有りで、洋一さんのキャバリエに乗って一緒に来られたんです。さすがはご近所さんですね。で、洋一さんとNGSWさんを別にカウントした結果、参加総数13台との情報が伝わってしまった、ということだったんです。
 一部の方々に、食材の買出しに行って頂いて、他のメンバーは駐車場で、雑談を続けます。

 結構な時間が流れ、買出し部隊も帰ってきて、遅れてくるナカガワさんを除いて、先にバーベキュー会場へと移動することにしました。
 会場は入り組んだところにあるとのことで、単独で向かうのは熟知した人でないと難しいから、と、地元の山下さんが、ナカガワさんを待っていただくことになりました。
 で、10台で出発です。
 先頭のREXさんに、僕が最後尾につくから、と宣言してしまったもんですから、最後を走るつもりだったJさんと、9番目の譲り合いになってしまったんですが、身振り手振りでJさんを先に、そして、続いて僕が駐車場を出ることができました。
 会場がややこしい、というのは偽りではなかったようです。
 少し走れば、道を間違えている、との洋一さんからの電話があり、退き返します。
 で、みんなでターンをして走らせていると、またもや、間違えている、との連絡が。
 いったいどこなんだ、ということですが、途中にあった、細い山道に入らないとダメだったとのこと。往路も復路も見逃した、小さな道です。

 間違えずに行けば集合場所から数分であろうというところに、バーベキュー会場がありました。
 小さな駐車場の大部分をキャバリエが占拠し、異様な雰囲気に包まれた頃、遅れてきたナカガワさんと出迎えていただいた山下さんが到着しました。これで全員集合です。

 夷隅川に沿った場所で、河原のすぐ近くと、駐車場のそばで、少し高台になった場所のどちらかを選べるようだったんですが、散々悩んだ挙句、駐車場近くの屋根付きのテーブルを選びました。水道、トイレもこちらの方が近く、なにかと便利ですからね。
 炭をおこしている間、野菜類のカッティングを行ないます。
 調理師の免状を持っているというDishさん、山下さんの奥さん、さすがは手際がいいですね。
 
 用意が整ったところで、全員にプラスチックコップが配布され、幹事さんの乾杯の音頭で、バーベキュー大会の幕開けです。
 IKOさんご希望の骨付きカルビから始まって、いろいろな美味しいお肉を頂けました。
 その間、銘々の自己紹介があり、打ち解けていってもらえたと思います。

 ただ、風向きが悪いのか、日頃の行いが悪いのか、もうもうと湧き上がる煙が、どんどんと僕たちの方へと流れてくるんです。
 しばらく耐えていたんですが、涙が出てきたんで、IKOさん、akiracchiさんと場所を交代してもらったんです。で、そのとたん、風向きが変わるんですからね。やっぱり、日頃の行いが悪かったんでしょう。
 IKOさんの意外な過去や、NGSWさんの素顔を垣間見たようで、楽しい時間を過ごしました。

 コアラさんが3時過ぎに会場を後にしなければならない用事があるとのことで、ここで、集合写真を撮ることにします。
 それを潮に、お開きという雰囲気になり、後片付けをはじめます。
 片付けも終わって、一息ついて、リーダーとしての締めの言葉の後、幹事であるREXさんの「締め」でオフ会も幕を閉じました。

 いろいろ批判された今回のオフですが、終わってみれば、楽しかったですね。また、やりましょう。
 その際には、みなさん、ぜひ、ご出席をよろしくお願いします。

文責 Tsucchy

(終わり)


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