キャバリエ行動記録(2006年7月から8月まで)

8月27日() 走行距離 62km 総走行距離 11797km
 奈良と大阪を行ったり来たり。それだけです。
 実は、例のバッテリー上がり以降、リアウィンドウが運転席横のスイッチでは操作できなくなってたんですね。何か大きな問題かと、金曜日にJさんに電話をしたら、そういう仕様なのだとか。挟み込み防止に関連して、リアのスイッチでとある操作をしなければ、それまで運転席側では効かないとのこと。
 教えてもらった操作をしてみれば、運転席側からも開閉できるようになりました。
 出来なければ、大阪トヨタへと行こうと思ってたんですけどね。トヨペットから社名が変わってからの障害第1号として…(笑)
 まぁ、無事で何よりです。


8月12日() 走行距離 612km 総走行距離 9854km
 今年の夏休みは、長距離ドライブです。
 去年は列車+船の旅で、一昨年はドライブでしたが、北陸への1000km弱の小旅行でしたから、今年は夏としては初めて?とも思えるロングドライブになりそうです。
 
 で、どこに行くのかと言いますと、またもや東北です。
 今年のゴールデンウィークにも東北へ行ったばっかりですが、前回は、宮城・岩手・秋田という青森を除く北東北がメインで、今回は、福島・山形の南東北です。
 
 
 初日の今日は、大阪から近畿道・北陸道を走って新潟を目指します。
 名神・竜王付近での渋滞を嫌って朝の6時前に出発です。
 案の定、大山崎付近と京滋バイパス瀬田付近、栗東〜竜王付近の渋滞に巻き込まれて多賀SAに到着。出発が1時間遅ければ、ここへの到着の遅れは1時間どころではなかったでしょうね。さすがはお盆休みの初日です。
 
 米原から北陸道へと入り、石川県に入った尼御前SAで休息。金沢付近で天候が怪しくなり始め、富山県に入ったあたりでしょうか、大雨になってきたんです。制限速度の50km/hで走っても怖いほどの豪雨の中、しばらく走ると呉羽あたりで落ち着いてきました。有磯海SAでは雨も止み、ランチタイムに。日本海の幸が味わえる有磯海定食と、笹の葉の香りがほのかに移った、身の柔らかな穴子わっぱを頂きました。
 長蛇の列の続くガソリンスタンドを横目に出発。市内に比べて高速道路の安いガソリンが目当てなのか、大阪から400kmという距離のためか(ちなみに次の名立谷浜では500km近くになりますから)、給油時、なのかも知れないですね。
 大阪で給油したプリウスは、まだ半分と減ってませんでした…。
 
 その後は、米山SAで休憩し、新潟西まで走ります。夕方6時前に万代橋のたもとにあるホテルに到着。
 一息ついてから新潟駅方向に向かって歩き、新潟の郷土料理が食べられる居酒屋へ。
 …ところが、目指していたお店が、違う店名に。どうやら閉店していたようです。というわけで、近くにある地場料理の食べられるお店に入りました。
 米どころ新潟の地酒を飲みながら、日本海のお造りや越後豚の炙り焼き等を堪能しました。


8月13日() 走行距離 195km 総走行距離 10049km
 新潟を出発して、新潟中央インターから磐越道を東へと走ります。
 2時間弱で会津若松に到着。駐車場に車を止め、会津若松駅へと向かいます。何ゆえ駅なのか…、というと、ここからちょっと面白いことをしようと考えてるんです。
 駅の売店で買い物をした後、11時04分に出る快速「あがの1号」に乗り込みました。磐越西線を走る列車で、新潟行きです。そう、今朝出発した新潟へ向かう列車に乗り込んだんです。
 3両編成のディーゼルカーは、意外にもかなりの乗車率で、ドア近くのロングシートに腰を降ろすことになりました。もっとガラガラかと思ってたんですが…。
 それはともかく、列車は定刻に出発し、45分揺られて野沢駅に到着です。ここで下車。
 西会津町の山の中で、別段何があるわけでもないんですが、ここからが今日の最大のイベントです。
 
 改札を出て、駅の待合室でちょっと一息。会津若松の駅で買ってきた福島の銘菓「ままどおる」をいただきます。やわらかく、やさしい味でした。
 午後の暑い日差しの中、ホームで、その時を待ちます。
 12時17分。新潟寄りの山の中から聞こえてきました。SLのホイッスルです。
 白い蒸気を吐きながらSL C57型機が牽く列車が到着しました。新潟発会津若松行きの「SLばんえつ物語号」です。ドライブ旅行なのにこれがメインイベント? まぁ、僕の考えることですからね(笑)
 
 旧型の客車を改造した車内に落ち着き、12時21分、何ともいえないゆっくりとした速さで動き出しました。先ほどの近代化されたディーゼルカーとは大違いです。
 カーブに差し掛かれば前方には、黒い煙を吐く蒸気機関車の姿がチラッと見え、心を擽ります。
 次の山都駅では、10分ほど停車。ホームに降ります。そばで有名な土地なのでホームにはそばを売る売り子の姿が見えたんですが、それには目もくれず、先頭車の方へと走ります。
 やっぱり、生で見る「生きた」蒸気機関車はいいですね。静態保存とは違った迫力があります。
 
 短い停車時間を楽しんだ後、車内に戻りました。最後のトンネルを過ぎれば、窓の開放が許されましたので、さっそく開けてみると、煤けた匂いが鼻を突き、SLの旅情に浸れました。
 1時間ちょっとのSLの旅でしたが、大きな満足感を得てホームに降り立ちました。後の行程は惰性です。…それはウソです(笑)
 
 駅から駐車場へと戻り、市内をわずかに走ったところにある「田季野」さんで、会津名物の輪箱(わっぱ)飯をいただきます。ちょっと遅い昼食となりましたが、鮭わっぱと、具沢山の五種わっぱを注文しました。当たり前のことながら、水も漏れないわっぱの精巧さに感心しながらも食い気には勝てず、さっそく箸をつけました。
 ほどよい塩加減の鮭や味付けの絶妙な山菜を楽しめました。
 
 食事の後は、鶴ヶ城観光。城内に展示された歴史的な資料を眺めたり、天守閣から会津の街並みを眺めたり。会津は歴史的にも興味深い場所なんですが、じっくり資料を読み始めると、時間がいくらあっても足りないですよね。他にも行きたい所があるので、切り上げます。
 会津駄菓子資料館という製菓店が出している資料館を見たり…もちろん、駄菓子は買って帰りましたよ(笑)、会津葵という有名な和菓子屋に寄ったり。
 
 ちょっと走って、小石ヶ浜から夕暮れ間近の猪苗代湖を眺めます。
 猪苗代の街中へと向かう途中、プリウスの走行距離が10,000kmに達しました。1年と数日。前のキャバリエとほぼ同じペースですね。
 猪苗代で夕食を取ろうかと思ってたんですが、目指したお店はいっぱい。どうやら花火大会があるようで、今日はかなりの人出があるようです。
 昼食が遅かったこともあり、無理して混んでいる猪苗代で食べる必要もなかろう、と宿泊地の郡山へと向かいます。
 
 ホテルに落ち着いて、持参したノートパソコンで無線LANに接続。ぐるなびで夕食場所探しです。
 で、行ったお店は、落ち着いた雰囲気で、カウンターがメインの料理屋です。郡山は太平洋側で獲れた魚が豊富で、刺身も美味しく、地鶏のつくねも適度な歯ごたえでお酒も進みました。ごちそうさまです。


8月14日(月) 走行距離 185km 総走行距離 10234km
 郡山のホテルを出て給油。大阪から良く走ってくれました。
 朝から向かったのは「菅野ファーム」という農場です。この季節、桃狩りを楽しめるんですね。1人わずかに700円で園内では食べ放題です。90分という制限がありますが、食べ切れません(笑)
 関西ではあまりなじみのない「あかつき」という種類の桃が珍しかったですね。やや硬めの品種で、甘いんです。東北では、関西のように軟らかい桃よりも、硬めの方が好まれるのだとか。他にも、よく聞く「白鳳」等もありました。
 制限時間が来る前に、お腹がいっぱいになります。高価なイメージの強い桃を、こうして何の遠慮もなく食べ続けられるのは爽快ですね。また、機会があったら来たいものです。
 
 郡山インターから東北道に入り、ジャンクションで磐越道に移ります。会津若松の手前、磐梯河東で降りて磐梯町に入り、磐梯山ゴールドラインへ。磐梯山の麓を走るドライブウェイで、途中に猪苗代湖の眺められる山湖台や磐梯山の険しい裏側を眺められる黄金平、桧原湖がわずかに見える望湖台など、観光スポットに寄りながら快適にドライブを続け、桧原湖の周囲をわずかに走って、道の駅「裏磐梯」に到着です。
 
 桧原湖を見下ろす展望スペースがあり、そこで写真を撮ったり、お土産物をひやかしたり。
 駐車場に面した売店で、ここだけ、という珍しい「そばソフト」を頂きます。食べると確かにそばの香りが。にもかかわらず、トッピングされたチョコチップとの相性がいいんですね。
 炎天下で融けるのも早かったですが、美味しかったです。
 
 ここからは、459号線を西へと走り、喜多方へと向かいます。目的は…言わずもがな、ですよね。喜多方ラーメンを食する、です(笑)
 ガイドブックに載るほどの(いや、僕らもガイドブックを見てやって来たんですけど)有名な、喜多方ラーメン発祥のお店「源来軒」です。外で待ち、中で待ち、座って注文してからもさらに待ち、という苦難の時間を経て、やってきたのが「ラーメン」です。
 平麺で縮れは少ない方なんですかね。ゆっくり見る間もなく、気付いた時には麺はなくなってましたから(笑)
 スープもいいダシが出てますよね。さすがは老舗のお店です。レンゲがなくても、スープはたっぷり頂きました。
 
 喜多方で観光…とも思ったんですが、昨日に引き続き、マニア道をひた走ります。
 喜多方中心部から山都方面へと走り、小布瀬原付近を右へと曲がり、少し山手に入ったところで見えてきました。磐越西線の鉄橋です。
 あと数分で、「SLばんえつ物語号」がこの鉄橋を通過するんです。昨日乗ったのとは逆で、新潟へ向かう列車です。
 カメラを構えていると、他にも一組のマニアさんが…。
 
 登り坂ではないので煙を濛々と上げる様子は見えませんでしたが、鉄橋を渡るSLの姿は感動です。
 もっとも、動画を撮りたかったので、現物を見るよりも、カメラを通して見る時間の方が長かったのは残念ですが…(笑)
 
 喜多方観光も終わり(?)本日の宿泊地、山形県の米沢へと向かいます。
 国道121号線の大峠トンネルを抜けると山形県。初の山形県入りです。僕自身の人生で、47都道府県の最後の訪問県になると思います(海域通過は既にありましたが)。ということで、これで47都道府県完訪ですかね。もっとも、「通過だけ」という県もありますので、本当の意味で「全て訪れた」と言えるのは、もう少し先になりそうです。
 
 米沢に到着。米沢といえば…、ということで、精肉屋を訪れました。
 本日夕食を頂くお店の精肉の店舗「登起波牛肉店」です。自宅へすき焼用の米沢牛をクール便で送るよう、頼みました。もちろん、到着は僕が帰ってからになるように…。
 
 ホテルに荷物を放り込み、その、すき焼きのお店へ。
 お店に一番近いホテルを選んだはずなのに、道をちょっと間違えたりして、30分近くさまよい歩いて辿り着いたのが登起波分店「登」です。
 ゆっくりと食事をさせて頂けるよう、個室を用意してもらいましたので、ちょっと奮発して「米沢牛すき焼き(上)」をオーダー。別に牛刺を頼んで、ビールで乾杯。
 とろけるような牛刺を楽しんでいると、女将さんがやってきて、「上」用の牛肉が足りないので、足りない分を「松」用のお肉で補わせて欲しい、と。もちろんお値段はそのままで。もちろん、大喜びで了承です。
 
 関西人には馴染みのない割下を使った調理法もが珍しく、若い店員さんが作ってくれる様子を興味津々で眺めます。で、出来上がり。
 前半は「上」のお肉で、後半に「松」のお肉を頂きました。
 味もさることながら、口に入れたときの柔らかさも絶品です。すき焼きとはこんなに美味しいものか、と思ったくらいです(まるで、西洋人のようですが…)
 たっぷりと米沢牛を堪能してお店を出ました。


8月15日(火) 走行距離 151km 総走行距離 10385km
 米沢を出発し、米沢南陽道路を経由して北へと走ります。上山市を通り越して山形市へ。
 1時間30分ほど走り、山寺に到着です。
 根本中堂近くの駐車場に車を停め、ここから参道を歩きます。山門から姥堂、せみ塚、仁王門と通り、歩くことおよそ40分、奥の院に到着です。ここまでの石段の数がおよそ1000段。背中は汗で湿ってました。
 歩いてきた側を眺めると、目の前に山が見え、歩き始めた場所は、遥か下の方にです。
 時折吹く風に癒されながら、ペットボトルのお茶で一息。
 
 大仏殿に手を合わせ、下り始めます。
 途中の華蔵院近くにある重要文化財の「三重小塔」に寄り道。小さいといっても、こんなに小さいとは…。掘られた岩の中にある、ミニチュア?というものでした。
 五大堂からは、JRの山寺駅をはじめ、山寺の街並みが広がりが眺められます。小さな町が一望です。
 
 下まで降りて、山形名物の玉こんにゃくを頂きました。
 醤油で味付けされて、茶色くなるまで煮詰められますから、味はしっかりついてます。4つが串刺し(割り箸でしたが)されて黄色い辛子が添えられて100円は格安です。
 
 山寺を出発して13号線を北上します。途中、道の駅「むらやま」でお土産の買い物を兼ねた休憩。それから更に北上し、新庄市へとやってきました。
 ここで昼食です。
 カレンダー通りなら休みかな、と思っていたお勧めのお店「そば処いせき」へ。とりあえず、開いてたらいいなぁ、という希望程度の気持ちだったんですが、ラッキーにも営業中でした。
 名物の板そばを注文します。
 
 やってきたのは縁のある木製の器(長方形のお盆みたいなのです)に盛られた白っぽい、というか透明感のある蕎麦。するするとのどに納まりました。
 蕎麦つゆも美味しく、最後の蕎麦湯も、最後の一滴まで楽しんでお店を出ました。
 駐車場に出てお店を振り返ると、「本日は終了しました」の文字が。ガイドブックには蕎麦がなくなり次第終了とありますから、運が良かったんでしょうね。僕らが入ってからは、数組しか来店してないですから…。
 
 新庄を出て、458号線を南へと走ります。
 山の中へと入り、最上郡大蔵村にある肘折温泉へ。古くからある温泉街、という感じの街並みにさまよい込んだようです。道も狭く、浴衣姿の客も多いんで、行き過ぎても簡単にUターンできず、良く言えばパズルを楽しむように、悪く言えば切り返しに苦労して、ようやく本日のお宿、「元河原湯」に到着です。
 
 チェックインを済ませ、部屋に落ち着いてウェルカムフルーツ(?)のスイカを頂きます。
 その後は、先程さまよい込んだ肘折温泉の温泉街を散策。肘折源泉公園には足湯もあり、ちょっとしたくつろぎのスペースです。他には誰もいませんでしたが…。
 昔ながらの温泉街の土産物屋をひやかして宿に戻ります。
 
 源泉が引かれている温泉に体を沈め、さっぱりしたところで夕食です。
 雰囲気のある囲炉裏端での食事で、焼き立ての塩焼き鮎から始まり、米沢牛の陶板焼きや、宿の方が打った蕎麦もあり、満腹に近付いたところで味噌で味付けた焼きおにぎり。
 全てを平らげて、身も心も十分に満足です。「最上川」の清酒も美味しかったですしね。
 
 酔い覚ましを兼ねて、暗くなった街を少し散歩。
 風に当たって帰ってくれば、食後のデザート(フルーツ盛り合わせ)を部屋に運んでくれました。いいお宿です。


8月16日(水) 走行距離 162km 総走行距離 10547km
 朝風呂を楽しんでから、囲炉裏端での朝食です。デザートにつき立ての納豆餅を頂きました。名物のコーヒーも美味しかったです。
 肘折温泉を出て、最上峡へ。白糸の滝近くにあるドライブインに駐車。ここから、最上川船下りを楽しもうと予約をしておいたんです。
 10時30分発の便に予約しておいたんですが、到着したのは9時45分。まだ若干時間があるものの、受付でチケットを買おうと思ったら、次の便は11時とのこと。あれ?と思って予約の経緯なんかを話したものの、申し訳ないですが次は11時です、と。「10時30分にお待ちしてます」と携帯にもらった電話の声の主は、目の前のおじさんなのに(笑)
 どうやら、二人いるはずの船頭さんの片方が、お身内の不幸でお休みなのだとか。まぁ、公共交通機関ならばともかく、これで許される土地柄なんでしょうね。大阪との時間の流れ方がちょっと違うのかもしれないです。
 こちらも旅の身。流れはその土地に合わせましょう。
 
 まぁ、それとは別に、もう一つ問題があって、最上川の水かさが減っていて、乗船場所が変わるそうです。本来ならば目の前から乗れるところが、この近辺では船底に岩が当たる可能性があるのだとか。
 車で5分ほど走ったところにあるJR高屋駅近くの乗り場へ移動しての乗船となりました。
 
 義経丸という名の船に乗り込みます。日除けのある座敷のみの船で、みなさんそれぞれに胡座を組んだり、正座をしたり。
 ガイド役の船頭さんの語り口調が軽妙で、当たり前ながら山形ことばが滑らかで聞き入ってしまいます。
 女性なんですが、女性だからこその良さがあるのかもしれないですね。
 肝心の最上川の眺めは良く、川面の色は太陽の光を受けて青く輝いてます。最上峡は川縁まで緑が覆い、時折見える奇岩が目を楽しませてくれます。
 
 途中で折り返し、乗船場所の川向にある仙人堂に立ち寄ります。ここで一旦全員下船しての観光となります。時間は10分ほどですが、ここの湧き水で淹れたコーヒーを頂きました。ちょっとした喫茶店並みのお値段だったんですが、水が美味しいからか、空気が美味しいからか、美味しかったですね。
 
 向かいの船着場に戻って、羽黒山へと向かいます。
 県道を走り、山の麓から羽黒山自動車道へ。山頂近くにある観光駐車場に車を停め、参道を歩きます。
 向かった先は羽黒山斎館。羽黒山参籠所です。ここで、昼食を頂くためです。もちろん、場所が場所ですから、精進料理です。
 通された奥の部屋は、縁側を介して庭に面していて、心は落ち着きます。でも、汗はすぐにはひきませんね。それを見られたのか、「(階段を)歩いてこられました?」と聞かれたんですが、この理由がわかったのは後のことです。
 
 野のもの山のものをふんだんに用いられた精進料理には、胡麻豆腐や天麩羅もあり、飽きさせずに料理を楽しめました。
 縁側に座り、一息ついてから出羽三山神社へ。
 ここは出羽三山神社三神合祭殿といい、この社をお参りするだけで、羽黒山はもちろんのこと、月山、湯殿山の三つの神社にお参りしたのと同じことになるのだとか。合理的というのか何というのか。ありがたいことです。
 羽黒山には五重塔がある、とガイドブックにあったので見てみたい、と探してみても、その気配はなし。で、案内板を見れば、山道を下ること30〜40分とのこと。むしろ、山の下側にある駐車場からの方が近いようなので、車で移動です。
 とは言っても、ここから10〜15分ほど歩くのだとか。そのまま歩き続ければ、1時間ほどで、出羽三山神社に行けるそう。
 ここで納得。本当にお参りしたい人は、この山道の参道をひたすら歩くんですね。それが、斎館で尋ねられた一言だったんでしょう。
 その数分の一しか歩いてませんが、汗を流して見た歴史感漂う五重塔は、ありがたさすら感じました。国宝です。
 
 車に戻り、宿泊先の酒田に行くには時間も早かったため、湯殿山に向かってみました。
 112号線の途中に道の駅「月山」があり、小休止。ワインが有名だそうで試飲も出来るんですが、濃厚なぶどうジュースで我慢です(笑)
 湯殿山自動車道への料金所まで辿り着き、いざ、と思えば、入口は封鎖され「本日は終了しました」の文字が…。わずかの差で間に合わなかったようです。
 まぁ、諦めるしかないんでしょうね。仕方なく、引き返しました。
 一応、羽黒山で三神合祭殿に手を合わせてますし。
 
 酒田へは、湯殿山インターチェンジから山形道に入り、一気に走ります。
 予約した宿は、山居倉庫のすぐ近くにある、まだ新しいホテルです。ここを選んだのは、山居倉庫に近いから。今夜はここにある、「芳香亭」というレストランで頂きます。
 
 米どころ庄内平野の美味しい地酒を飲みながら、日本海で獲れた魚を頂きます。海鮮炭焼きは、イカやサザエを卓上の炭火コンロで焼いて、楽しめます。イカの沖漬けは、なんとなく富山産のホタルイカの沖漬けを想像して注文しただけにびっくり。大きなイカを丸ごと沖漬けにして、食べやすいサイズにカットしてあるんです。お酒が進みます(笑)
 他にも鰤カマなど、何品かを食べて、満足しながらお店を出ました。


8月17日(木) 走行距離 466km 総走行距離 11013km
 酒田を出て、山形自動車道を少し走って鶴岡へ。ここからは7号線を南へと走ります。
 途中、道の駅「あつみ」に寄り道。海に面した道の駅で一息です。朝食代わりに温海名物「とち餅」を頂きました。素朴な味わいですね。
 あつみを出ると、すぐに新潟県です。山北町では山手に入る7号線と別れ、345号線で日本海沿いに進みます。あつみを出て40分ほど走り、道の駅「笹川流れ」に立ち寄ります。
 JR羽越本線の桑川駅面していて、ちょうど酒田行きの普通列車が到着したので、思わずカメラを向けてました(笑)
 
 施設の1階は売店や地域の紹介のあるフロアで、2階にはレストランと展望台があるとのこと。さっそく2階へと上がりました。目の前には真っ青な日本海が広がり、真正面に粟島が見えます。あつみからも遠くに見えていましたが、ここからはおよそ20km沖合いです。
 レストランの入口で、この駅オリジナルの「日本海ソフト」を購入。薄く青いソフトクリームで、甘さの中に塩の味がする「海」のソフトでした。
 
 345号線を南へと走り、12時前に村上市に到着です。ここでお昼を頂きます。
 ネットで見つけた「村上牛」の食べれるお店なんですね。名前は「江戸庄」さん。昔ながらの、狭い道路が入り組んだ街並みで、おまけに道路に市が出ていたり、お祭りがあったりでカーナビ通りに進めず、右往左往しながらようやく到着です。市役所の駐車場に車を預け、お店へと入りました。
 
 村上牛を堪能できるお店だけあって、メニューも豪快なんですが、そこで頼んだのが「村上牛お刺身丼(上)」と「村上牛ステーキ丼」です。ともに2,625円というお値段なんですが、それでも十分に満足できる味と食べ心地です。お刺身丼の村上牛は、本当に口の中でとろけそうな柔らかさで、それだけを口に運んでも美味しいんですが、ご飯と一緒に食べると、また何とも言えない美味しさが口に広がるんですね。
 レアに近いステーキ丼も同じく、口いっぱいに喜びが広がります。
 ちょっと贅沢なお昼ご飯となりましたが、楽しめました。村上へお立ち寄りの際は、ぜひどうぞ。
 でも、上には上がいて、母娘で一万数千円を払っていったお客さんも近くにいらっしゃいました…。
 
 村上名物は他にもあります。鮭です。鮭の昆布巻きが美味しい、という情報を聞いていたので、「鮭公園」にある「サーモンハウス」という土産物屋兼レストランでお買い物。お勧めの昆布巻きを購入しました。
 
 ここを出れば、今日のこの後の予定は日本海に沿って南下するだけです。
 村上を後にし、中条インターから日本海東北自動車道に入ります。新潟中央ジャンクションからはそのまま北陸道を走り、一気に柏崎市の米山サービスエリアへ。
 小休止のあと少し走り、名立谷浜サービスエリアにも寄ります。ここで給油です。
 
 親不知付近で海上を高架橋で走れば、もう富山県です。
 それにしても、東名高速を走れば、静岡県がやたらと長く感じますが、新潟県も縦断するには長いですよね。日本海東北道が全通していないので時間がかかるのは当たり前かもしれないですけど、たっぷり走りました。
 
 なぜか北陸道は雨との縁が強いのか、魚津付近で雨が降り出し、結構な豪雨となりました。
 富山を通り過ぎ、小杉で高速を降りる頃には、雨は小降りとなっていました。
 今日はここから氷見へと向かいます。
 
 目的地は、氷見の中心部に行き着くまでにある「きときと寿司氷見本店」。今日の晩ご飯場所です。
 富山湾に面した氷見漁港で水揚げされる新鮮な魚を使ったネタを、手頃な値段で味わえるとあって結構な賑わいです。お皿のデザインによって値段の変わる回転寿司なんですが、数あるネタの中から、富山湾のネタにこだわってチョイス。もちろん、それ以外のネタも食べましたけどね(笑)
 
 氷見街道を走り、高岡市内へ。今日の宿泊はAPAホテル高岡丸の内です。


8月18日(金) 走行距離 331km 総走行距離 11344km
 今日の予定は高岡を出て、大阪へと戻るだけ…なんですが、最近の高岡名物と言われる「コロッケ」を食べたい、ということで、ノートパソコンで検索。最近出来たばかりという道の駅「万葉の里 高岡」へと向かってみることにしました。
 高岡インターの近くにある道の駅で、到着するなりフードコートへ。
 「大仏コロッケと白エビコロッケのセット」を頼んでみました。大仏コロッケ、とは長径14cmのビッグなコロッケで、見た目のインパクトはすごいですね。富山湾で獲れる白エビをふんだんに使った白エビコロッケも、プリプリとした歯ごたえが楽しめました。
 大伴家持ゆかりの地、ということで「万葉の里」なんですが、万葉の里ならではのシュークリームがありました。その名も「まんようシュー」。思わず買ってしまいました。しかも、カスタードホイップと抹茶ホイップの両方を…。
 直径10cmほどもある大きなサイズで、やや硬めのシュー生地がクリームを守っていて、いい感じです。トッピングの金粉の謂れが気になるところです。
 道の駅名物の三つ目は「河童村のかっぱアイス」。名前の通り、きゅうり味です。しかも、ふたを開ければきゅうりのスライスが添えられてます。きゅうりのアイスは初めてかもしれないですね。
 
 そんなこんなでゆっくりした後は、もう一度、氷見市へと向かいました。途中、雨晴海岸で男岩・女岩の見物。伊勢の夫婦岩とは違って、寄り添ってるわけではないんですね。かなり離れてます。
 昨日の雨天とは違い、若干の雲はあるものの、夏の晴天です。
 
 氷見へと走り、道の駅「氷見」に。お昼はやっぱり「氷見うどん」がいいなぁ、と思っていたんですが、道の駅近くの本格うどん屋さんはお休み。そこで少し走って「麺処よしだや」で、ざるうどんと山掛けうどんを頂きました。どちらも、普通のうどんを追加料金を払って氷見うどんに変えてもらう、というスタイルです。氷見の人が必ずしも氷見うどんを食べるとは限らない、という事なんでしょうかね。
 コシのあるうどんが美味しかったです。
 
 計画通りならば既に名神の多賀サービスエリアを出ようかという時間なんですが、まだ富山の氷見です。
 もっとも、明後日まで休みなので、今日は多少到着が遅くなっても十分に体力を挽回できるだろう、ということもあって、じゃぁドライブを続ける?ということに。
 で、どこに寄り道するか、というところですが、今回の旅行を振り返ってみて、喜多方のラーメン・新庄の板そば・氷見のうどん、と来たので、麺つながりで、もうひとつ、おいしい蕎麦を食べて帰ろうということに。
 美味しい蕎麦? ならば、信州ですよね。
 ターゲットは寝覚の床近くにあるお店です。長野県でも南部に位置する場所だけに、かろうじて寄り道の範疇かと。
 …ところで、閉店に間に合うの?
 ここから寝覚の床まではおよそ230km。カーナビの情報では、およそ5時間となってます。今が2時前ですから、非常に微妙ですね。蕎麦屋の閉店時間次第、というところです。
 
 まぁ、行ってみるかと出発です。
 氷見街道、高岡から能越自動車道、小矢部砺波ジャンクションから東海北陸自動車道と走り、白川郷へ。
 飛騨清見までは天生峠、下小鳥ダムを通って行こうと考えていたんですが、VICSの情報では天生峠付近が通行止めとのこと。しかたなく、156号線の白山街道を御母衣湖沿いに走り、荘川インターから飛騨清見へと自動車道に乗りました。ここでのロスタイムは想定外だったので、閉店までに蕎麦屋へ辿り着くのは厳しいかなぁ、という感じなんですが、「なせばなる」です。中部縦貫自動車道を走り、道の駅「ななもり清見」で小休止。
 
 高山市内で41号線へと右折し、宮峠を越えて旧朝日村方向へと向かう道へと入ります。
 ここで大問題の発生です。カーナビの案内で、左折すれば朝日村という指示だったんですが、左折ポイントの手前で左に曲がってしまったんですね。
 カーナビにもない新道で、新しいバイパスだろうと流れに沿っていたら、どんどんと北へ向かってるんです。あれあれ?と思う間に長大な飛騨ふる里トンネルに入り、気付けば高山市内の中心部に。
 
 どうやら、数十分かけて、ぐるっと一回りしてしまったようです。これで、蕎麦は限りなく難しくなったようです。とはいえ、もう一度41号線を走り、宮峠を越えて、同じ道を走り、今度は間違えずにナビの指示通りの交差点を左折しました。
 そんなこんなで、旧高根村の道の駅「飛騨たかね工房」に着いたのが夕方の6時前です。このまま走っても寝覚の床に着くのは夜の7時30分頃になるんで、開いてるはずもなかろう、と方針変更。飛騨・信州の山中で夜中を迎えるのは怖かったので、とりあえず、蕎麦は明日に回して、本日の宿探しです。
 携帯で本日の宿をチェック。場所は松本あたりがいいでしょうかね。宿の確保OKです。
 
 で、どうやって松本へ向かうか、というとやっぱり野麦街道・野麦峠越えです。
 幸いまだ8月で日没が遅いので、野麦峠に達した時点では、まだ薄明るく、助かりました。もっとも、写真を撮ればフラッシュが光るほどの暗さではありましたが…。
 
 ここからは野麦街道を下り、奈川渡ダムを通り、158号線を松本へと走ります。
 夕食を取る場所を探しつつ…、だったんですが、結局松本市の中心部まで来てしまい、ホテル近くのサイゼリヤで済ませました。こんな展開も、楽しいですよね。


8月19日() 走行距離 391km 総走行距離 11735km
 松本市内を出発し、国道19号線を南へと走ります。
 1時間半ほど走れば、上松町の寝覚の床に到着です。臨川寺近くの駐車場に車を停め、さっそく観光。
 JR中央本線の下をくぐり、しばらく歩くと寝覚の床の迫力ある岩々が見えてきます。傍から見るだけかと思えば、上も歩けるんですね。
 高さのある岩の上から川を覗けば、川面がエメラルドグリーンに光ってました。最上川のブルーとはまったく違う色ですね。岩に染み付いた水跡からして、川の水かさが少ないような気もします。それだけに、岩の高さが引き立ってるのかもしれないですね。
 岩の上に立っていると、夏の太陽を反射する白い岩が眩しくてくらくらしそうになります。
 帰り道の小さな滝の側で一休み。汗の滴る首筋に、滝からの水飛沫が心地よく当たります。
 
 山道を登り臨川寺に戻れば、道路向かいに「越前屋」という蕎麦屋が目に入ります。このお店が、昨日から求めていたお蕎麦屋さんです。
 盛りそばとおろしそばを頂きました。色の白い、コシのある蕎麦で、とても美味しく頂けました。
 
 車に戻り、19号線を南へと走り、道の駅「きりら坂下」へ。
 次に、国道363号線を走り、名前につられて、道の駅「おばあちゃん市・山岡」へ。妙にインパクトのある名前だったんですが、おばあちゃんが売られてる訳ではありません。おばあちゃん・おじいちゃんが育て上げた野菜などを買うことができるんです(最近の道の駅では普通ですが…)。
 とはいえ、目玉はあります。日本一の木製水車が回ってるんです。遠めに観覧車かと思うほどの水車です。
 
 休憩がてら、五平餅を頂きました。喉を潤すのは、「クールスカイ」という飲物。地元、山岡町観光振興公社が作っている山岡名産・寒天入りの紫蘇味の飲物です。最近流行りのゼリー入り、みたいな食感ですね。
 
 ここから先は、一般道を瑞浪、土岐と走り、21号線を西へと向かいます。途中の美濃太田近くで、夕方からの花火渋滞に巻き込まれそうになりながらも何とか脱したりだとか、道の駅「柳津」に寄ろうとしたのに、通り過ぎてしまい、引き返すのもなぁ、と走り去ったりだとかいろいろあって、関ヶ原までやってきました。
 関ヶ原インターから名神に乗り、大阪へと戻ります。
 
 米原を越え、多賀サービスエリアで夕食休憩。
 米沢牛・村上牛と来ればこれかな、と、近江牛しぐれ煮重をオーダー。ご飯の上に乗ったしぐれ煮が、牛肉そのものはもちろん、ご飯をも美味しく変えてました。
 ここで給油を済ませて出発。
 草津付近で若干の混雑はあったものの、流れを止めるほどではなく、吹田から近畿道に入り、無事大阪へと戻ってきました。
 
 富山から大阪へ帰る予定が、富山→高山→松本→木曽路→大阪と、大きな寄り道となりましたが、楽しい8日間となりました。この8日間の走行距離が2,500km。一回の旅行では、キャバリエの時代を含めても最長距離となりました。これからも、まだまだドライブを楽しみたいですね。


8月11日(金) 走行距離 22km 総走行距離 9242km
 会社からの帰宅後、明日からの旅行に備え、プリウスのドアを開けようとしたら、いつものリモコンではドアのロックが解除されないんですね。おかしいなぁ、と何度かオープンのキーを押しても反応なし。で、予備のキーを持ち出して試しても、こちらも何ら反応なし。キーを押したときの赤色LEDが点いているので、リモコンには問題ないんでしょう。
 …ということは、車体側?
 仕方なく、リモコンから非常用のキーを取り出して開錠してみました。
 運転席に落ち着いて、キーを装着してスイッチON。…何の反応もありません。
 
 ふと目を上にやると、ルームミラー横のライトが弱々しく点灯してます。…一週間、点けっぱなしだったのかも…。
 症状としては、見るからにバッテリー上がりですし。
 
 仕方なく、JAFに電話。30分ほどして駆けつけてくれたJAFのサービスマンは、20型以降のプリウスは初めてだとのことで、サービスマニュアルを見ながら充電器の接続ポイントを探し出し、マイナス側を接続して、プラス側を接続。
 ここで、いきなりクラクションがけたたましく鳴り出しました。
 二人してギョッとしたものの、サービスマンが一言。「防犯用ですね。すいませんが、乗り込んでいただいて、私の合図でエンジンをかけてもらえませんか?」と。
 なるほど。そんな仕様なんですね。
 
 というわけで、乗り込んで、サービスマンの合図とともにクラクションが鳴り始めましたからパワーオン。
 見事にクラクションは鳴り止みましたが、すぐにはエンジンは回りません。まぁ、普段からすぐにエンジンが回転することはないんですけど。
 それを不安そうに見ていたサービスマンも、しばらくしてエンジンが回転しだすとほっと一息。
 「このまま10分ほど充電すれば、もう大丈夫です。」と言った矢先にエンジンが停止。またもや不安げな顔になったんですが、ハイブリッド車ですしね…。
 
 耳を近づけてみれば、メインバッテリーの力でオルタネーターが回っていて、充電は続けているようです。「10分間、エンジンを回し続ける」と教わっているサービスマンは妙な面持ちだったんですが、まぁ、大丈夫でしょう。
 途中何度かエンジンが回転しつつ、無事に終了。バッテリー電圧を測定して、問題なしとのこと。
 充電後もしばらく走ってもらった方が良い、とのアドバイスもあり、しばらくのドライブを楽しんで、明日への備えとしました。


8月 5日() 走行距離 29km 総走行距離 9197km
 梅雨も明け、8月に入りました。
 先月末31日でプリウスも納車後1年を迎えました。走行距離は9168kmと、まずまずの距離ですね。長距離旅行をした分だけ増えている、という感じで。
 今年は、8月のお盆休みにも長距離ドライブをしますから、これからの1年は走行距離も伸びるでしょうね。
 
 というわけで、今日は大阪市内へドライブ。
 阪奈道路を下って大阪へ入ったものの、その先が大渋滞だったんで、初めて水走ランプから東大阪荒本ランプへと阪神高速を走ってみました。距離はわずかに2.6km。時間にして3分ほどでしたけど、特定料金区間の土曜・休日割引で160円ですからね。気持ち良さを味わうにはいい金額です。
 水走ランプを入るときに前を走っていた車も同じく荒本で降りましたから、この区間だけでも、それなりに需要はあるのかも知れないですね。
 
 そこまで急いだ理由は特にないんですが、お腹がすいていた、というのはあるのかも(笑)
 さっそく、マクドナルドで「ピタマック」を食べてみました。昨日から発売が開始されたメニューです。
 スパイシーなタンドリーチキンがやわらかくて美味しく、いつものバーガー用のパンと違う「ピタパン」との相性もバッチリです。
 同時に頼んだフルーツカレーソースナゲットも、辛いだけではなく、ほんのりと甘さがあって、新鮮でした。
 
 というわけで、新しい味を堪能して、マクドナルドを後にしました。

 来週12日からは、予告通り、長距離ドライブに行って来ます。詳細は…、やっぱり後日になるでしょうね(笑)


7月29日() 走行距離 86km 総走行距離 9168km
 今日は、東大阪の旧宅で使用していたケーブルテレビの撤去作業立会いです。
 午前中を希望する旨を連絡しておいたんですが、その結果、9:00〜10:00の間に伺いますとのこと。そんなに早く来なくても…(笑)、と思いつつ、奈良の自宅を8時前に出発しました。
 
 阪奈道路を下って9時前に到着。
 程なくケーブルテレビ会社から派遣されているサービスマンが来られて、ケーブルモデムを持って帰られました。脚立に乗って、2階の外壁に取り付けられた保安器からケーブルテレビへの配線をカットして作業はおしまい。
 実際に配線を取り払うわけではなく、物理的に遮断するだけのようです。
 
 意外と早く作業が完了したので、布施までドライブ。駅に行って明後日(月曜日)の名古屋出張の特急券を購入したり、旅行会社で夏の旅行の手配をしたり、ホームセンターをうろうろしたり。
 実は、ケーブルテレビの撤去立会い後、大阪トヨペット東住吉店へ行く約束をしてたんですね。しかもランチタイムに行きたい、と(笑)
 で、あんまりこっちが早く終わっちゃったもんですから、うろうろと時間をつぶしてみたんです。
 11時を過ぎて、そろそろいいかなぁ、とJさんに電話をかけてみたんですが、そこで初めて、LD-9さんとひとちさん・ばいしんさんが「同じ頃」に来られることを知ったんです。偶然か否かは知りませんが(笑)
 
 結局、1時頃にお店に伺う約束をして、一旦旧宅へと戻りました。
 で、中央環状線を南へと走って12時45分くらいだったでしょうか、東住吉店に到着です。
 
 先に来店していたひとちさん・ばいしんさんと、後から来た9さんとで近くのファミリーレストランへ。
 Jさんはお店でお仕事です。僕1人とだけなら接客という名目で抜け出せたかもしれないですが、この面々となら、どう考えても課外活動ですし(笑)
 
 4人で食事をしながらまったりと時間を過ごして、しばらくしてからお店へと戻りました。
 戻ってからもしばらくはのんびりと雑談タイム。
 
 プリウスの12ヶ月点検と、リコール対策、9号のオイル交換(でしたっけ?)を完了して4人揃っておいとまとなりました。どうも、お騒がせしました…。


7月23日() 走行距離 57km 総走行距離 9082km
 海の日は、2日間の疲れを癒すためにゴロゴロと過ごしたんですが、その分、というのか海の日の休みのため、昨日は出勤でした。
 で、今日は大阪を少しドライブ。といっても、雨が降ってたので、スーパーに買い物といった程度なんですけどね。実は東大阪市内にあるカルフールに行ってきたんです。
 これまでにも何度となく利用している大型スーパーマーケットなんですが、今日はやたらと警備員の姿が多く、何かあったのかと思ったんです。
 そしたら、エレベータが使用中止となってましてその前に警備員の姿があり、おまけに、エスカレータの昇り口、降り口にも警備員の姿がありました。
 案の定、といいますか、エレベータはシンドラー社のものだったようです(乗れないので、この目では確かめられなかったんですが…)。で、エスカレータも。
 
 さすがはフランス資本のスーパー、というところでしょうか。本国では当たり前のようにシンドラー社のものを採用するわけですからね。僕自身、初めて(意識して)シンドラー社のエレベータに出会ったような気がします。
 安全が確保されれば運転再開になるんでしょうが、カートごと運べるステップのないエスカレータが便利なので、今までここではエレベータに乗ったことはないんですが…(笑)


7月15日() 走行距離 331km 総走行距離 8751km
 海の日を前に、今日から1泊2日で小旅行です。
 詳細な旅行記を書こうとしてたんですが、時間がなくて…。
 というわけで、触りだけを。
 
 中国道を西へと走り、落合ジャンクションから米子道へ。湯原インターで高速を降りて湯原ダムへ。
 そこから「ロマンチック街道」と呼ばれる国道313号線を北へと走り、倉吉へ。蔵の並ぶ街並みを眺めつつ、歴史の漂う蔵で、そばを頂き、北栄町へと走ります。ここは、北条町と大栄町が合併してできた町なんですが、大栄と言えば、「大栄スイカ」の産地。夏といえばスイカですから(笑)
 ちょっと小ぶりのスイカを購入して次へと走ります。
 羽合温泉・白兎海岸と道の駅に寄り道しながら鳥取市内へ。
 ガイドブックで探した郷土料理を食べられるお店に行こうと思ってたんですが、そこをはじめ、どこかしこで満席なんですね。
 どうやら今晩はお祭りで、普段以上の賑わいのようです。そういえば、浴衣姿の女性もかなり見ましたから…。
 結局、「鳥取らしさ」にはいささか疑問符が付くものの、地場産の「鶏」が食べられる焼き鳥屋さんでお腹を満たしました。


7月16日() 走行距離 274km 総走行距離 9025km
 2日目の今日は、朝から雨空。梅雨がまだ明け切らない時期ですから、仕方がないんですが。
 雨の中、傘を差しながら砂丘を登りました。鳥取ですからね。ここへは来ないと(笑)
 浦富海岸へと走り、高速で回転する「イカの乾燥機(?)」を見ながらご当地ソフト「イカすみソフト」を頂きます。
 お昼は鳥取砂丘の方向へと戻ったところにある鳥取港の魚市場「かろいち」内の、「いけす料理 海陽亭」でおいしい「白イカ」を頂きました。同じく新鮮な魚介が満載の海鮮丼も美味しかったですよ。
 
 帰りは若桜街道・因幡街道と走り、山崎インターから中国道を走りました。
 1泊とはいえ、楽しい旅行でした。
 もっとも、この夏の旅行は、もちろんこれだけではなく、お盆の時期にロングドライブを企ててるんですけどね(笑)

7月 9日() 走行距離 66km 総走行距離 8420km
 今日は自宅で仏事があります。
 といっても法事とかではなく、引越しの際に仏壇から抜いた魂を戻す、というもの。
 
 午前中、大阪にいましたので、大阪に停めておいたプリウスに乗って奈良へと移動します。163号線を走り、清滝トンネルを抜けて奈良県入り。北田原大橋を南へと下ると自宅もすぐそこです。
 で、初めての車庫入れ。なんて言い方をすると大袈裟ですが、自宅のカーポートへの車庫入れはこれが初めてです。車庫の前に停まり、リモコンで門扉をはね上げます。
 開け閉め自体は何度も見ているのですが、これがまた、驚くほど静かなんですよね。もっと、ガラガラというような機械的な音がするのかと思ってたんですが、閉め切った車内で聞くと、「無音」です。
 
 開いたポートに、クルマをバックで滑り込ませ、駐車完了。まだ慣れないために切り返しをしましたが、慣れれば一発でしょうね。前の道路が広いので、楽です。
 
 父方の伯母さん二人と母方のお祖母さんとが待つ中、予定の時間を1時間ほど遅れてお寺さんが到着。暑い中を来て頂いたのでお茶で一服してから始まりです。
 西本願寺から頂いた阿弥陀如来の掛け軸を納めるところから始め、読経で終わり。1時間ほどだったでしょうか。
 
 最寄の近鉄白庭台駅まで僕の運転でお送りしました。
 歩いても数分(普通に歩いて4分程度)なんですが、なんせ暑いですしね。
 
 自宅に戻って伯母さんたちと一頻り話をしてから、お開き。お祖母さんに助手席に乗ってもらい、自宅を出ました。毎年お正月の時期に書いている通り、お祖母さんは四条畷市の田原台に住んでいますので、実はここから、わずかに3km弱のところなんですね。
 途中、168号線との交差点で信号待ちがあったものの、10分とかかりませんでした。
 実家に近いというのは、母にとっても何かと安心でしょうし、いろんな意味でいい立地だと思います。
 
 祖母宅に寄った後、僕は阪奈道路を下って大阪へ。
 しばらく遊んだ後、自宅へと戻りました。
 自宅のカーポートにクルマを停めて、すぐに玄関に入れるって、楽ですね。これまで、契約している駐車場でクルマを降りてから5分ほど歩いてましたから、その便利さをすごく感じます。ありがたいことです。


7月 2日() 走行距離 15km 総走行距離 8354km
 東大阪市内の近場でお買い物。
 近鉄ハーツ内の本屋に行ったり、スーパーのライフ・ホームセンターのコーナンに行ったり。
 それだけです。
 
 実は、引っ越してからの2週間、カーポートの整備なんかで、僕のプリウスは大阪に置いたままなんです。父は通勤の都合上、車がないとダメなんで、1台分のスペースは確保してもらっているんですが、もう1台分は外構工事の資材や足場が置かれていて、工事完了までお預けなんです。
 来週末からは使用できるんで、それを楽しみに、近鉄けいはんな線白庭台駅を後にしました。


7月 1日) 走行距離 23km 総走行距離 8339km
 夜にちょっと大阪市内へと走り、その後、晩ご飯に東大阪市内にある「いーとみーと」へ。
 大手ファミレス、フレンドリー系列のお店で、今年初めにフレンドリーから転換して出来たばかりなんですが、今までのフレンドリーとは違い、正式名を「ビュッフェレストラン・いーとみーと」と言う通り、完全なバイキング方式の店なんです。
 ディナー時間帯のお値段は1,380円。
 主食・主菜・副菜・デザートと、好きなものを好きなだけ食べれるなら、安いもんです。
 当たり前のようにお腹一杯食べた後、アイスクリームなんかのデザートを頂き、コーヒーで締めくくりました。
 
 ファミレスの味付けがお嫌いでなければ、和洋中思う存分食べられますから、お得でしょうね。
 また、行きたいと思ってます。

2006年6月まで