キャバリエ行動記録(2005年1月から2月まで)

2月20日() 走行距離 45.0km 総走行距離 79287.2km
 大阪南港でオフ会です。
 集合場所の駐車場をハッキリとさせてなかったということもあり、駐車場前の路上での合流となりました。

 オフ会の詳細はこちらへ(といっても、こっちも暫定版ですが)

 解散してからは、ATCでちょっとばかりぶらぶらして、あっさりと帰ってきました。


2月19日() 走行距離 45.3km 総走行距離 79242.2km
 近所のスーパーと家電屋さんへ。


2月13日() 走行距離 36.4km 総走行距離 79196.9km
 先週、昨日と雪面を走ってきましたから洗車をしにスタンドへ。
 除雪剤が付着した状態は良くない、と聞いたことがあるんですが。今もそうなんですかね。


2月12日() 走行距離 368.3km 総走行距離 79160.5km
 とりあえず…
 あまりにも更新間隔が長すぎー、というご指摘というか励ましも多いですし、僕自身もそう思いますので、何をしたのか、ということを中心に、4月分まで、ざっと書き出したいと思います。もちろん、後日、詳細は記載するつもりですので。
 何卒、ご理解のほどを。
 
 で、今日。
 奥神鍋スキー場へ。今年、スタッドレスタイヤを購入した第二の目的ですからね。
 早朝に大阪を出て、11時くらいから滑り出したでしょうか。
 現地付近では路面にも積もってましたから冬タイヤの大活躍です。
 夕方まで滑りまくって(普段から会話をしていても滑りまくっている、というツッコミもありそうですけど)、その後、出石へ。
 定番のお蕎麦を食べてから、温泉に立ち寄り、福知山から舞鶴若狭道で帰ってきました。


2月11日() 走行距離 37.5km 総走行距離 78792.2km
 先週、雪国へと行って来たばかりですが、明日は再び雪山へ。
 今年初めてのボードへと出かけます。
 去年は、2月中旬というと既に2回出かけてましたから、今年はスローペースですね。月末にもう一度、ボードへ行くつもりですが、今のところの予定はそれだけ。去年が多すぎたのかもしれないですけど(笑)
 
 というわけで、今日は明日に備えてボードのお手入れ。エッジに錆が出てたりと、あんまり状態が良くないのは、昨シーズンの手入れが行き届いてなかったからでしょう。何事も最後の〆は大事です。

2月 5日() 走行距離 377.3km 総走行距離 78348.2km
 今日から1泊2日で旅行に出かけます。
 行き先は奥飛騨温泉郷の福地温泉。昨秋に社員旅行で出かけた新平湯温泉の目と鼻の先です。わずか2ヶ月と少し前のことですが、たったこれだけで大違いなのが、「秋と冬」、積雪してるかどうかということです。
 11月末の奥飛騨は、新穂高の山の上には積雪してたものの、ロープウェイで下に降りると雨こそ降っていたものの、雪ではなかったですから。高山市内も雪の気配はありませんでしたし。
 
 でも、今日は、ここ数日の寒波でかなり積雪しているようです。
 予定しているルートは東大阪北インターから近畿道、吹田ジャンクションから名神、一宮ジャンクションから東海北陸道へと入り、飛騨清見インターから高山、奥飛騨へと走る予定です。その飛騨清見なんですが、道路公団の特設サイト「ユキイロドットコム」の情報によると、路面が圧雪状態で、付近の積雪量が130cmとかですから、ホントにキャバリエで行けるの?っていう心配も、かすかに漂ってたりします。
 
 とはいえ、そのためにスタッドレスを買ったんですから予定通り出発進行。
 数日前は積雪のため、東海北陸道ぎふ大和以北は通行止めとなっていたんですが、今日は幸いにも郡上八幡以北のチェーン規制はあるものの通行止めはなく、一安心です。
 
 家を出たのが朝の6時30分頃。東大阪北インターを入ったのがETCの記録によると6:47でした。ETCって、支払い時刻も判るんで、便利なんですよね。欲を言えば、入退場両方の時刻がわかるといいんですが、あくまでも利用明細ですから…。
 スタッドレス装着後の初の高速道路ですが、17インチよりも快適です。
 時間が早いこともあり、道路そのものも快適で、吹田を越えて名神に入り、大山崎ジャンクションから京滋バイパスを経由して西へと走ります。
 瀬田東で名神と再び合流してほどなく、遠くの山に雪景色が見えてきたなぁ、と思えば、付近の田畑がうっすらと雪化粧をしているのが見えてきました。数日前の寒波によって降った雪なんでしょうかね。
 
 多賀サービスエリアで最初の休憩。
 駐車場のアスファルト面は融けた雪で濡れている、という感じですが、建物の脇には、数cmの雪が残ってます。ここで念のために先の道路の確認をしてみましたが、状況は変わらず、郡上八幡以北のチェーン規制と速度規制のみ。この分なら、予定通り進めそうです。
 多賀を出て米原に近づくと、空の色がどんよりとしてきて、北陸の気候を思わせたのですが、関ヶ原付近で積雪のピークを見ると、後は大垣、岐阜羽島と進むにつれて雪が消えてきたんですね。あれ、あれ?って感じです。空の色も快晴のスカイブルーでガラス越しに射し込む太陽が暖かく、エアコンを切ったほどです。このあたりは、太平洋気候ということなんでしょうか。
 
 雪国へ向かっているはずなのにちょっと拍子抜けをして一宮ジャンクションから東海北陸道へ。
 同じ一宮なのに、道路が変わるだけで路側帯に雪が残ってるのは除雪作業の違いなんでしょうかね。
 しばらくは湿面の道路を走ります。数日前は郡上八幡のあたりも積雪していたようですが、今日は天気が回復したこともあってか周囲の景色は雪景色が続くものの、道路はベストコンディションです。
 その郡上八幡インターから先は、チェーン(冬用タイヤ装着)規制となっています。路側帯でチェーンをつけている数々のRV車を横目に通り過ぎると、いきなり、道路が白っぽくなってきました。シャーベット状で残ってるんですよね。ノーマルタイヤなら滑るのか、と言われると判らないですが、スタッドレスでは安定して走ることが出来ました。
 
 ぎふ大和インターに近づき、併設されたパーキングエリアで小休止。
 ここではアスファルト面がきれいに見えていて、脇に除雪した雪が積もっている、という状態です。
 
 白鳥、高鷲を過ぎて、スキー&ボードに向かうRV車の数が減ったかなぁと思えば、荘川を過ぎた辺りからだったでしょうか、轍の部分だけが黒く見えていた道路も、次第にすべてが真っ白になってきたんです。本格的な雪道です。
 東海北陸自動車道の現時点の終点、飛騨清見インターを出て、先日(社員旅行で通った、まさにその日に)開通したばかりの中部縦貫自動車道を走ります。高山市中心部の西側に位置する「高山西」インターまでが開通しており、そこでようやく一般道に下ります。道の駅「ななもり清見」の前に出てくるのですが、158号線へと入る交差点で、初の「雪上左折」を行ったんですが、さすがはスタッドレス。普通に曲がれました。
 いや、スタッドレスでの雪上の運転が初めてというわけではないんですけどね。去年も高鷲へボードに行くのに名古屋でレンタカーを借りて行きましたし。ま、4WDのRV車(三菱のエアトレック)と、2WDのローダウンセダンというかなりの違いがありますから…(笑)
 
 158号線と41号線の交差点で信号待ち。時刻は正午少し前。今日の予定は、夕方までに福地温泉に到着すればいいと考えてますので、2時間ばかり、昼食と観光をかねて高山市内を散策しようと思ってます。
 というわけで、交差点を直進して神明町にある、市営駐車場へと入りました。
 
 車を停めて、雪の舞う高山を歩きます。道に積もった雪に滑りそうになりながら、ヨタヨタと歩いてると、スタッドレスってすごいよなぁ、と改めて関心しましたね。
 上一之町から上二之町、古い町並みの残る上三之町とくねくねと歩いていると、朝が早かったこともあってかお腹が空いてきました。そこで入ったのが、「桔梗屋」さんという高山ラーメンのお店。ホントは別のお店を探してたんですが、たまたま入った路地で、雪の中、観光客数名が店をバックに写真を撮り合ってるお店があったんですね。それが桔梗屋でした。地元でも有名なお店ですから、探していたお店はあっさり諦め、こっちに入った、と(笑)
 
 店内はガラガラで、おや? と思ったんですが、タイミングが絶妙だっただけのようで、程なく満席になりました(帰るときには立って待つ人の姿もありましたからね)。
 注文したのは、「中華そば」。これが高山ラーメンのことです。
 醤油味の和風スープに縮れ麺が美味しいんですよね。見た目は濃いような感じを受けるんですが、食べてみるとあっさりです。
 サイドメニューは頼まず、空腹だったのにラーメンだけにしておいたのには訳があり、町の散策がてら食べ歩きをしよう、という魂胆です。
 
 雪の降る上三之町を歩き、まず訪れたのが「原田酒造場」。飛騨高山観光協会が主催する「酒蔵を見る冬の旅」というイベントで、週替わりで高山市内にある8つの蔵元が、中の様子を公開してくれるそうなんです。で、今週(5日〜10日)が、原田酒造場。時刻はちょうど1時。正午からこの時間までは、お休みの時間帯だったということもあり、待ち侘びた人たちと一緒に中へと入ります。
 原田酒造場といえば、「山車」で有名です(余談ですが、これはずっと「だし」と読むのかと思ってましたが、商品名は「さんしゃ」だそうです)。観光協会の方なのか、ガイド役のお姉さんに導かれて酒蔵の見学です。発酵させるタンクの大きさに圧倒されながら、お酒の香りが漂う酒蔵内を歩き回りました。
 この時期の売りは日日草の花酵母で造った山車の「生ざけ」。しぼりたての生酒はこの時期にしか手に入らないものですから、1本頂いて帰りました。
 出口近くで振舞われていた生ざけの試飲は「飛騨高山 冬の旅」と書かれたお猪口のおまけ付き。でもドライバーですからね。香りを楽しむ程度にしておきました。
 炭火で焼かれた酒糟に醤油を塗って焼いたお菓子も頂いてきたんですが、醤油のおこげと相俟って美味しかったですよ。
 
 醤油といえば、手焼煎餅堂の大きな煎餅。直径20cmくらいはありそうな煎餅を備長炭で1枚1枚丁寧に焼き上げて醤油を染み込ませています。芳ばしい醤油の香りと大きな海苔と。焼き立てだからこそ味わえる食感を楽しめました。
 次は牛串。串に刺したテイクアウト用の飛騨牛の牛肉で、軟らかくジューシーで、これも美味しかったです。
 
 1時間ほど散策をして、ほどよく疲れたところで、国分寺通りの安川商店街にある喫茶店で一休み。ここで頂いたのは栃の実入りのお餅で作ったぜんざいと抹茶ラテ。ほどよく甘い抹茶と、あまあまのぜんざいは、疲れた体を癒してくれました。
 チェーンを巻いて走っている路線バスが店内の窓から見え、そろそろ高山から出発することを決めました。着いた頃よりは雪の降り方も多くなり、下手すれば、途中でノロノロ運転になる可能性もありますからね。
 
 駐車場に戻り、出発です。
 路面の雪の状態が極めて悪くなっているようで、轍から少しでも雪面に乗り上げると、時折、軽い横滑りを感じるのでスピードは出せません。かといって、轍に忠実にタイヤを合わせればいいかというと、フロントバンパーから、ガリガリジャリジャリという音が聞こえてきます。なんせ、ローダウンのキャバリエですからね。しかも小さめのホイールのおかげで、さらに車高が落ちてますから…。
 
 でも、そんなヒヤヒヤした思いをしながら走ったのは意外と短く、旧丹生川村(この2月1日より、高山市周辺の町村が高山市に編入したんですよね。これから向かう奥飛騨温泉郷も、上宝村から高山市に生まれ変ってます)に入れば、というか山間に入れば、路面に残る雪も増え、すべてが真っ白、圧雪された状態へと変わり、急激に走りやすくなりました。
 雪は依然として降り続いてます。でも、気温が低いためか、フロントガラスに当たっても、溶けることなく上方へと飛んでいきます。そんなこともあって、しばらくはワイパーも動かしてなかったんですが、気がつけば、フロントガラスがうっすらと氷で覆われたような状態になってきてたんです(霜が降りたときのような感じです)。
 ワイパーを動かしても、その上を滑るような感じで、拭き取ってくれないんですね。道端にキャバリエを寄せてウォッシャー液を出してみれば…。出なかったんです。噴出口が凍ってるのか、液そのものが凍ってるのか…。
 
 ガシガシと妙な音を立てながらもワイパーを動かし続けていると、徐々にではあるものの視界が開けてきたので、何とかなるでしょう(笑)
 途中、除雪車を追い抜こうと対向車線に出るために雪のかたまりに乗り上げ、一瞬ハンドルが効かなくなったこともありましたが、そんなことは例外中の例外で、ほとんどの区間を安定した走行で(ふつうの道路と比べてはいけません。ガタガタという振動はハンドルに伝わるもの、シートに伝わるもの共に激しかったです)走ることができ、無事に平湯トンネルを抜け、平湯温泉街へと入りました。
 福地温泉はすぐそばです。
 
 クマ牧場の脇で471号線と別れ、福地温泉の集落へと入ってきました。その集落の入口近くに、本日泊まる「隠庵 ひだ路」があります。
 部屋に案内されると、8畳の和室の奥に4畳半ほどの板敷きの間があり、掘りごたつが備えてありました。板の間も床暖房になっていて、すこぶる快適です。掘りごたつに腰を落とせば、目の前には庭に広がる雪景色が見え、雪国に来た都会の人間の心を和ませてくれます。
 その雪景色の中に、湯気を立ち上らせているのが露天風呂です。
 なんとも言えない贅沢な気分ですね。
 
 温泉を楽しむ前に、散策に出かけました。
 福地温泉の名物「青だる」。青い樽ではありません。岩からしみ出た水が凍り付いて「青く垂れ下がる」様からついた名称です。これを、温泉街に再現してあるんです。
 夜になればライトアップされるそうですが、その時間にはまだ早く、散策を続けます。
 「舎湯(やどりゆ)」と呼ばれる足湯の施設などもあり、もっと時間があれば楽しめたかもしれないですね。
 この福地温泉は、温泉街とは言ってもネオンが煌いたりはせず、すごく落ち着いた雰囲気です。雪が降り続いていることもあり、すごく静かで、心が落ち着きます。
 
 その中でも、やっぱり一番心が落ち着く、ホッとできるのが温泉でしょうね。
 部屋へと戻り、露天風呂に体を沈めます。雪を見ながらの温泉は、しかも独占できる温泉は、最高の贅沢な瞬間を作り出してくれました。
 
 お食事は囲炉裏のある大広間で。
 奥飛騨で採れる食材にこだわった料理は、どれもが美味しかったです。
 熱した石の上で焼く飛騨牛のステーキや、川で獲れたアマゴの塩焼き、珍しいところではナマズのお刺身など、十分に奥飛騨の味覚を堪能できましたね。
 
 満腹になったところで部屋へと戻り、布団の上に寝転がりました。贅沢な気分の夜は、見る夢も心地よいものでした。
 
 
 と、まるで朝までぐっすり、だったような表現ですが、実は1時前に目が覚めたんです。
 食後にもう一風呂、と思ったまま寝てしまっていたので、温泉に浸ります。しかも、憧れのアレを持って。
 一度やってみたかったんですよね。温泉に浸かりながら、地酒を飲むのを(笑)
 
 原田酒造場で買った地酒「生ざけ」を、そこで頂いたお猪口に注いで、ぐいっと。雪がちらついていれば更に絵になったのかもしれませんが、それは贅沢な望みでしょうか。それでも、雪の積もった中で露天風呂に入りながらお酒を飲むのは、いい気分です。
 食事のときも濁り酒を頂いてたということもあってか、お酒の回りも早かったですね。
 ほろ酔い気分で温泉から上がりました。
 夢のような気分から、本当の夢の中へはあっという間でした。


2月 6日() 走行距離 406.5km 総走行距離 78754.7km
 不思議と酔いの残らない、爽やかな朝を迎えました。
 朝ご飯をいただきに、大広間へ。
 囲炉裏で温められているのは具がたっぷりと入ったお味噌汁です。その横には、飛騨といえばこれ、という朴葉みそがいい香りを出しています。
 目覚めの一杯は搾りたてのトマトジュースで始まったのですが、そのトマトをはじめとして、豆腐、卵、野菜、それぞれが新鮮なんでしょうね。その新鮮な素材で作られた料理は、朝から十分におなかと心を満たしてくれました。
 
 朝食の後は、日が昇り明るくなった温泉で一息。顔に当たる冷気とは対照的に体はポカポカと温まり、至福の瞬間です。
 
 1泊の滞在を十分に楽しみ、お宿を後にします。まずは、福地温泉で開かれている朝市へ。
 朝市というだけあり、11時30分には店が閉じられてしまうので、温泉に浸かってゆったりした身にはあまり時間は無かったんですが、一通りお店を見て歩くには手ごろな広さでした。奥飛騨で作られている食べ物なんかをいくつか買い、お店を出ます。
 そういえば、買った商品のラベルに貼られた生産者の住所が吉城郡上宝村なんですよね。つい先日の2月1日から市町村合併で高山市に編入されたので、この福地エリアの地名も岐阜県高山市奥飛騨温泉福地と名前が変わってます。上宝村、といういい名前が消えてしまったのは寂しい感じもしますが、全国的に名の知れた高山と結びつくことで、いい方向で発展していってもらいたいと思います。
 というわけで、貴重なラベルのついた袋を手にし、キャバリエに乗り込みました。
 
 今日の天候は晴れ。除雪された道路は非常に走りやすく(圧雪された路面のでこぼこによる振動には、昨日のうちに慣れてしまいました)、高山市内までの1時間30分ほどのドライブも快適でした。
 昨日停めた神明町の駐車場は満車とのことで、少しだけ山手にある市営の駐車場に車を止め、再び高山市内の散策です。
 
 今日は、昨日食べなかった高山の味覚を頂くべく、歩き回ります。
 まずは、宮川にかかる柳橋のたもとにある「二四三屋」さんのみたらし団子。去年の秋にも他のお店で買ったのを食べてるんですが、美味しいものは何度でも、ということで。
 甘いたれをかけたものではなく、醤油味ですから、何本でも食べられそうです。
 
 次に訪れたのは宮川朝市の基点、下三之町の鍛冶橋近くにあるお店の「五平餅」。高山、というよりは、信濃・飛騨一帯の食べ物ですが、美味しそうだったんで…(笑)。
 期待はずれではなく、実際も美味しかったですよ。
 
 そのまま国分寺通りを高山駅の方に向かって歩き、お肉屋さんへ。駐車場も完備した大き目のお店ですが、店内は飛騨牛を求めるお客さんでいっぱいでした。自宅へ、クール便で飛騨牛のステーキ用のを送ったんですが、美味しかったですね、さすがに。添付のソースをかけて食べたんですが、塩コショウだけでも十分に美味しかったと思います。
 
 高山の味、最後はさんまち通りにお店を出している「牛玉屋」。高山の名物なのかどうかは判らないですが、牛玉というのは、見た目がたこ焼きで、タコの代わりに牛肉が入っているような感じのものです。生地はそんな感じですが、仕上げはソースではなく生姜醤油ですから、あっさりと美味しく頂けました。
 もっとも、これを食べたのは店先ではなく、駐車場に持って変えてのキャバリエの中ですから、しばらくなんとも言えない匂いがこもることになったんですけどね。
 
 高山の駐車場を出て、41号線へと向かいます。
 ここで、はじめてスタッドレスタイヤが雪につかまりました。高山市郊外はメイン道路しか走ってなかったんで除雪も行き届いていたんですが、高山市中心部は交通量が多いためか、轍が深く残っている道も多いんですね。その幹線道路を横切ろうと走っていると、前方の車が停止して、キャバリエも道路のちょうど真ん中あたりで止まってしまったんです。で、次に動き出そうとしたら、タイヤがつるつると。ちょっとバックして勢いをつけて乗り切りたかったんですが、後ろにはぴったりと軽自動車が張り付いていてどうしようもない状態に。
 アクセルを踏めば雪を掻き散らして、「真横に」走りますからヒヤッとしたんですが、数十センチ滑ったところでタイヤが固めの雪を掴んでくれました。ようやく前進です。結局、ここだけでしたね。スタッドレスで焦ったのは。スタッドレスに変えておいてよかったなぁ、と思います。
 
 41号線を南へと走ることおよそ2時間。下呂市内に到着です。
 下呂温泉合掌村の近くへと行きたかったんですが、41号線の下呂トンネルの手前で、トンネルに入っていいの?という疑問が頭を過ぎったんです。なんか、このトンネルに入ると、下呂の街中をショートカットして、反対側の郊外に出たんじゃないか、と。
 で、温泉街を通る旧道なんでしょうかね、飛騨川近くの道路を走って合掌村にやってきました。すぐそばに下呂トンネルから出てきたバイパス側の道路との交差点があったんで、結果的には「トンネルを走った方が早かった」ようですが…。
 
 まもなく4時、というころにやってきたのは「合掌村」そのものではなく、そのすぐそばにある「菅田庵」というお店。目的は、下呂の名物料理(と、言い切っていいんでしょうか)「トマト丼」です。
 飛騨牛の牛丼の上に、ざく切りのトマトが乗ってます。
 それを豪快にかき混ぜて頂きます。トマトと牛丼? と思われる方は、ぜひご賞味を。意外性を求めて食べた方は、きっと「なんだ、美味しいじゃない」とがっかりされるかもしれないですね。普通に美味しいです。トマトの酸味が程よく肉汁とマッチしてます。
 
 他にトマト粥というメニューもあるそうなんですが、こちらは残念ながら「ありません」とのこと。今日の分は売切れてしまったのか、この時期だから無いのかは聞いてないんですが、ダダをこねても無さそうなので諦めます。
 築数百年と言われる天井の高い建物は、そばにあるストーブが恋しくなる佇まいですが、同時に食べた山菜そばも手伝って、ぽかぽかと温もってお店を出ました。
 
 下呂に寄ったのはこのためだけですから、41号線に戻って大阪を目指します。
 257号線を走って中津川から中央道に入るか、41号線を走り続けるか、少し迷って41号線を走ります。257号線がどれほどの山道なのか若干の不安がありましたから。もう夕方近くになってますしね。
 ところが、カーナビの誘導を素直に信じすぎたのが間違いだったのか、飛騨金山を過ぎた井尻の交差点から41号線を離れ、飛騨街道を走り始めたんです。ま、結果的には混雑し始めた41号線を離れて快適な道路をドライブできたんで、満足はしてるんですが、武儀町に入る北条峠のあたりでは、まだ路面に雪が残っていたりとちょっとドキッと。41号線の別れ際ではすっかり雪も消えてましたから、岐阜県もここまで南に来るともう雪もないのかなぁ、と思ってましたからね。
 
 加茂郡に入り、まもなく開通する東海環状自動車道の高架をくぐって関市へ。関インターから東海北陸自動車道へと入ります。
 一宮から名神を走り、養老サービスエリアで小休止。妙に引かれた「天むす」を頬張ります。やっぱり、名古屋生活の時期が長かった影響でしょうかね(笑)
 竜王あたりから京都・大阪へ帰る車が増えだしてきたものの流れが止まるほどではなく、大津サービスエリアで最後の休憩を取って大阪へと戻ってきました。
 
 二日間でおよそ800km。マイキャバでの初の雪道走行は思った以上に快適でした。Jさん曰くは「自殺行為ですね」ということですから、お勧めできるかどうかは難しいところですが、少なくとも無事に帰って来ることができましたので何よりです。
 雪と温泉と美味しい食事と美味しいお酒と。楽しい二日間でした。


2月 4日(金) 走行距離 25.0km 総走行距離 77970.9km
 明日からの小旅行に備えて会社からの帰宅後に給油へ。
 そのついでに会社近くまでドライブして、大阪東郵便局へと行ってきました。窓口で郵便物を出したくて河内郵便局へと行ったんですが、もう閉まってたんですね。で、思い出したのが24時間オープンの東郵便局、と。
 本町通から東郵便局へと向かう一方通行へは直接右折できないため、手前を左折し、ぐるっと回る格好で本町通を横切る必要があるんですが、その左折待ちをしてるところを、またまた偶然にもLD-9さんに目撃されていたようです。
 「あんなとこを左折して、どこへ向かってたの?」と、電話で問い詰められたんですが、「郵便局」と答えても面白くないんで、「えー、それは答えられないです」とあいまいに。
 ますます怪しげなリーダーになってますよね(笑)


1月30日() 走行距離 16.3km 総走行距離 77945.9km
 この週末は何もしなかったんですよね。
 終日ゴロゴロと。終日というか連日というか(笑)
 
 というわけで、ちょっとだけタイヤ関連の話を。
 インチダウンをしてからは、あまり遠出はしてないんですが、いつも、同じルートで走る区間があります。その区間が、付替え前が7.9kmだったのに対して、今は8.5km。やっぱり、8%ほど円周が小さくなってる、ってことなんですよね。
 車検での誤差範囲がいくらかは正確には知らないんですが、速度計は実際よりも速く、走行距離も実際より伸びて見えるわけですから、どちらかと言えば安全方向に働くわけで、気を付けさえすれば大丈夫、というところでしょうかね。燃費が良く見えてしまうのは、気をつけないと…。燃費が8%伸びて、今まで通り、なわけですからね。


1月23日() 走行距離 24.4km 総走行距離 77929.6km
 実は昨日、とんでもないことが起こったんです。
 キャバリエとは関係ないんで詳細は省きますが、使用しているパソコンのCドライブとDドライブの比率を変えたい、と思って「パーティションコマンダー」というソフトを試してみたんですね。
 パッケージには「初めてでも安心」とありましたから、多少なりとも知識があるので問題なかろう、と。
 そしたら、ウィザードの途中で完全にPCが固まってしまったんです。そのうち、ハードディスクへのアクセスもなくなり、あらら、と思ってリセットボタンを押したら、ブートレコードに異常ありとのことで起動しなくなってしまったんです。
 顔面蒼白とはこのことでしょうね。ハードディスクのデータが読み出せなくなったんですから。
 
 そのときの心境を語りだしたらキリがないので、その後のことを。
 
 というわけで本日、日本橋へ出向き、ハードディスクと「完全復元」というソフトを新たに購入しました。新しいハードディスクに改めてWindoswXPをインストールし、環境を構築してから、前に使っていたハードディスクから「データを救出」したんです。読めなくなった(フォーマット済みの)ハードディスクから、データが拾い出せるというのがこれほどありがたいものだとは思いませんでしたね。
 何事も、なくなってから、そのありがたみが判る、ということでしょうか。
 でもこれで、「そしたら、バックアップも要らないかなぁ」なんて気持ちが若干芽生えてしまったのも事実なんですけどね(笑)
 …データのバックアップは定期的に。


1月22日() 走行距離 42.9km 総走行距離 77905.2km
 先週、ホイールを交換したまま、夏タイヤをリアシートに積み上げっぱなしだったので、自宅まで運搬しました。駐車場から自宅まではちょっと距離があるので、運び終わったときには、額に汗が流れてましたね。久しぶりに運動をしたような気がします。
 運び込んだタイヤはベランダに上げ、保管します。
 とりあえず積み上げるだけ積み上げて、外出。目指すはカー用品店です。
 
 タイヤを寝かさず、立てて収納するラックも売っていたんですが、お店の方曰く、「カバーさえかけて紫外線に当てないように保管してあげれば、立ててても寝かせててもそんなに違いはないですよ」と。それならば、と寝かせた状態で被せられる円筒形のカバーを購入。
 その店員さんといろいろ話をしている中で、タイヤの外径の話をしてみたんですね。そしたら、この方もタイヤ屋さんと同じく、「特に問題はないですよ」と。「ただ、車検は通らないですね。でも、スタッドレスで車検を通すこともないでしょう?」と。確かに。
 「狂うとすれば、カーナビあたりが危ないかも知れないですね」と仰ったんですが、幸い、装着しているナビは2種類のタイヤ情報を持たせることが出来るので、夏用と冬用とで使い分けるつもりでいますから、そちらへの誤差もないみたいです。今のところ。
 ということで、なんとなく安心してお店を出ました。


1月16日() 走行距離 79.5km 総走行距離 77862.3km
 午前中からお伺いしようかと思ってたんですが、気がつけば昼を過ぎ、家を出たのが1時30分頃だったでしょうか。念のためにJさんに電話を入れてみると、「ひとちさんと9さんも来られてて、隣でご飯食べてますよ」とのこと。わずかに、いやーな予感がしたんですが、「じゃぁ、日を改めます」というのもおかしな話なんで、「では、2時過ぎに」ということで、予定通り出発しました。
 
 今里筋を南へと走り、「何か」を警戒するあまりか、思わずトヨペットの交差点を右折するのを忘れて直進してしまい、次の白鷺公園前の交差点でUターンして大阪トヨペット東住吉店の駐車場へ。
 残念ながらというのか、幸いというのか、9さんたちはまだお食事ということで、その間にバッテリー交換とラジエータファンのモータ周り交換の代金をお支払い。
 その後、なんだかんだと喋ってるうちに9さん、ひとちさん、ばいしんさんがご来店。いや、お食事からお戻りに。
 新年会オフの予定などを話し合ったりしてるうちに、軽く1時間は過ぎてましたね。
 皆さんがお出かけになるのに、少し遅れてお店を後にしました。
 
 次にやってきたのが今はいている17インチのホイールを購入したお店。中古ホイールとタイヤのお店です。
「スタッドレスを探してるんですけどー」
 で、紹介されたのが、中古のホイールとタイヤのセット。消費税を入れても片手に満たない金額だったんで、減り具合を心配したんですが、まだヒゲも残ってるくらいで、ほぼ新品です。
「付けてみますか?」
 と言われて、作業時間が数十分。17インチを見慣れてるせいもあって、14インチの肉厚のタイヤは、やたらとタイヤサイズを小さく感じさせました。最後に一言、店員さんが
「外径がちょっと小さくなってるんで、メータ類は注意してくださいね」
「…」
 うかつ…、でした。見た目に小さいんじゃなくて、ホントに小さかったんです。
 キャバリエに合うのを選んでくれてると思ってたんですが、「100の5穴」に合うホイール、ということだったんですね。車検には通らないものの「問題ないですよ」って押し切られたら「交換して欲しい」とも言えず、そのまま履いて帰ることにしました。もちろん、17インチはリアシートを倒して、4つを積み重ねてます。
 
 しかしまぁ、走り始めると、17インチから14インチへのインチダウンの効果か、乗り心地がとても良くなったんですよね。スタッドレスなのに。
 ところで、なぜスタッドレスなのか…は、来月以降の行動記録をお楽しみに、ということで。
 
 その後は、東大阪市内に戻り、ホームセンターやユニクロへ寄り道した後、晩ご飯を食べに焼肉レストランへと走らせました。


1月 7日(金) 走行距離 41.7km 総走行距離 77782.8km
 修理を終えたキャバリエを自宅近くの駐車場まで搬送してもらい、無事にキーを受け取りました。ラジエータのモータだけではなく、温度センサからの配線も交換する必要があったとのこと。結構な作業となってしまったようです。
 とはいえ、これでバッテリーの問題も解消され、水温計が90℃を超えるのが常、という状態も解消されるわけですし、しばらくは安心してキャバリエと付き合えそうですから良かったです。
 明日は出勤日なんですが、その夜から成人の日まで、2泊3日で旅行に出かけます。次に乗るのは来週末、トヨペットへの代金お支払いへの訪問になります。


1月 5日(水) 走行距離 61.6km 総走行距離 77741.1km
 (1/3より)…と思ったら。
 尼崎の方へと遊びに行き、アマドゥーに寄って買い物をしたりして、その帰り道。
 ちょっと日本橋へと寄ってから帰ろうと思ったんですね。で、弁天町から中央大通を東へと走ったんですが、このまま松屋町筋との合流点の農人橋交差点へと行くよりも、長堀通を走った方が距離的にも近いと判断したのが間違いの元。
 長堀通は大渋滞だったんです。
 そういえば、僕は今日まで年始の休みだったんですが、一般的にはもうフル稼働してるみたいですしね。おまけに大阪で渋滞を引き起こす理由の「五・十日(ごとび)」でもありますから。
 
 そうこうしてるうちに(走行はしてないです。止まってます)、水温計がmaxの領域へと入り始めたんですね。今までの経験から、「こうなると走らないとダメ」というのが判ってますから、渋滞の長堀通を諦めて「なにわ筋」を北上したんです。それから、細い一方通行を東へと入ったんですね。これで安泰、と思ったんですが、どの道も抜け道を期待する車で大渋滞だったんです。
 後で地図で調べてみると、この道が、阪神高速環状線を横切って御堂筋に抜けることのできる、数少ない道路だったんですよね。そりゃ混むはずです。
 
 はぁ…、とため息をついたとき、もうもうと立ち上る煙が前方の視界に入ってきました。
 あれ、どこどこ? どこから出てるの? と思えば、発生元はMyキャバのボンネットだったんですね。
 運転席から見て右側。冷却水のタンク付近です。ですから、煙じゃなくて水蒸気ですね。水温計はすでに真っ赤ゾーンで、「CHECK GAGES」のランプも点灯しっぱなしですから。
 
 わずかでも動けば、その水蒸気は紛れて見えなくなるんですが、止まるともうもうと広がります。歩道を歩くおばさんが、何事かという目で見てます。うーむ、何とかしないと。
 
 長堀通まで戻り、阪神高速を過ぎたあたりで左端に車を寄せ、エンジンを切りました。
 しばらくは水蒸気も勢いよく噴き出してたんですが、そのうちに沈静化してきました。エンジンを切ると同時にJさんにヘルプの電話を入れてまして、しばらくぼーっとしてると、目の前に正義の味方の登場です。スーツ姿で「やかん」を持ったJさんの姿が…。
 ヘルプに来てもらってるのに、その姿に笑ってしまったんですが、さっそくボンネットを開けて、冷却水の補充です。その後、エンジンを回転させてラジエータ付近のチェックをしてもらったんですが、やっぱりファンが回ってなかったようですね。昨年末(とはいえ、まだ数日前)のバッテリーといい今回のモータといい、アクシデントが多発してます。Jさん曰く、「こういうのが数回立て続けに起これば、一般の方は『キャバリエ』からの乗換えを検討されますね」と。
 ま、僕は一般人ではないようですから…。
 
 Jさんはこのまま、この湯沸かし器を搭載したキャバを東住吉区まで自走で搬送してくださるとのことなんで、ここでお別れしました。長堀通を東へと走るや、すぐに渋滞につかまったキャバを見送り、僕はクリスタ長堀の地下街へと入りました。


1月 3日(月) 走行距離 67.7km 総走行距離 77679.5km
 1月3日は伊勢神宮に行ってたよなぁ、とは思うのですが、過去の行動記録を遡ってみても、この日に伊勢神宮に参拝しているのは1998年から2000年の3回だけなんですね。自分自身でも「あれ?これだけだった?」という感じです。
 もっとも「初詣に行かなくなった」というのではなく、初詣はほぼ毎年、一日を迎えた直後(真夜中)に家族で近所の神社へと参拝するのが慣わしとなってます。こちらの方は、思い出せないくらい昔からですね。もっとも小学生のころとかは、大晦日の日であっても「早く寝なさい」と言われていたような気はしますが…。
 
 というわけで、今年も伊勢には行かず、近郊の神社へとドライブしてきました。
 ちなみに、おみくじは小吉。飛び切り良い事も、悪い事もなさそうな、平穏な一年になりそうです。


1月 2日() 走行距離 28.7km 総走行距離 77611.8km
 新年、明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。
 
 今年初めてのキャバリエ乗車は2日になりました。昨日、元日は朝から飲んでましたからね。当然のように(笑)
 というわけで、本日。
 例年、四条畷にある母方の実家に親戚一同が会するのが慣わしなんですが、今年はご都合が悪いということで、母の姉(僕の伯母さん)のお宅へとみんなでおしかけました。その前に、イトーヨーカドーへお買い物のために寄り道。年始とはいえ、初売りのセールを求めてかなりの人出ですね。
 姉の家族の乗るオデッセイを先導して東大阪の西部にある伯母さん宅へ。
 場所は違えど集うメンバーはほぼ同じですから、騒がしさは例年と同じ。楽しい一日を過ごすことができました。


2004年12月まで