突然ですが、実は私、クルマにはあまり詳しくないんです。

（げげっ、なんでそんなヤツが、こんなページ作ってんの？　と、当然の疑問が沸き起ころうかとは思いますが、そんな疑問にはお答えしません。あしからず）

だって、考えても見てください。車に精通して、一つ聞いて十の返事が返ってくるような人間だったら、マイカー買うのに「キャバリエ」なんて…。

いやいや、そんなことを言っては評価が下がるゾ。そうじゃなくて、ここでは、クルマ素人の私が、なぜ「キャバリエ」を選んだのか、また、おすすめのポイントなどを、いくつかのキーワードをもとに紹介していきたいと思います。


「安い」

　見たままですね。読んで字の如し。安かったんです。
　2.4リッターで、もちろん3ナンバー。デュアルエアバッグに、ABSまで標準装備。タイヤが4つもついて、価格は100万円台です。が、ご承知のとおり、新車では買えないですので狙いは中古車市場ですね。
　…コメントできません。安過ぎです。

　私がお世話になっている「大阪トヨペット」では、セダン2.4(当時181万円)に「12連装CDオートチェンジャー」と高音が映える「ツィーター」（これでスピーカーは計6つ）、「ワイヤレスドアロックリモートコントロール」、それに一般的なフロアマット等のオプションを付けて175万円でした。

　いかがです？　これでも高いとおっしゃいますか？

　そうですか。そうでしょう。私はこれよりもさらに安く売っていただきましたから。


「個性的」
 
　日本車にはあまりない顔ですよね（でも、どことなくホンダのシビックにも顔が似ているような気がするのは私だけでしょうか？）。

　人と同じモノを持つのがキライ、というあなたにはぴったりのクルマです。幹線道路を走行中、何台のキャバリエとすれ違うか、カウントしてみてください。ね、少ないでしょう？。

　セダン・クーペの区別、さらにボディーカラーの区別をすれば、この色のこのタイプはいったい日本に何台あるんだ、ということになるでしょ？　ほら、少数派好みのあなたはゾクゾクしてきたでしょう。

　そうそう、やっぱり「個性的」という点でキャバリエを選ぶ人は「ブライトホワイト」よりも「マンタグリーンメタリック」か、「ダリアブルーメタリック」がいいと思います。まぁ、よほど個性的なのがいい、とおっしゃるなら98年モデルから登場の「ゴールドファイアミストメタリック」もありますが…。「金」ですよ「金」！「ゴールド」です。「ホワイト」は、そういう意味ではおとなしいと思います。


「アメリカン」
　GM（ゼネラル・モーターズ）製です。


「でも、トヨタ」
　販売はトヨタ自動車です。万一の時も補修部品は日本国内に常時在庫してあります。


「3ナンバー」
　いやぁ、この歳で3ナンバーのクルマを買えるなんて、思ってもいませんでしたから。これも「安い」おかげです。

　エンジンが2リッターオーバーということもあるんですが、幅も1,735mm（セダン）と、3ナンバー枠です。


「走りがいい」
　クルマは走らせてこそ、のもの。とにかく、よく走ります。試乗車でアクセルを踏んだときの感動は忘れられませんね。

　比較の対象が、買い換える前に乗っていた「シャレード・ポゼ(1000cc)」ですから、参考程度に考えていただければありがたいのですが、何が嬉しいかって、上り坂で追い越しが出来ることほど嬉しいことはないですね（ささやかな楽しみです）。

　シャレードで名阪国道を走っていたときに、前を走るトラックが邪魔で、追い越しをかけようと追い越し車線に入ったものの、結局そのトラック以上のスピードが出せずに、もう一度走行車線に戻った、という苦い経験があるだけに、こんなことでも嬉しいんです（追い越し車線に入ったとたんに後ろからは、確か「グロリア」クラスのクルマに煽られてましたし）。

　今じゃあ、5ナンバーのクルマは軽々と追い越せます。この前なんか、セルシオも追い抜きましたよ。あれ？　私の運転って、無謀？


「出足がいい」
　交差点で止まったときに、先頭に停まっていれば、要注意。信号が青になって動き出せば、他のクルマはバックミラーに小さく写っていることでしょう。

　ちょっと踏み込めばグングン加速します。ただし、踏み込みすぎに注意。「キュッ」と鳴ってタイヤが空転します。

　ちなみに、0->400m加速の公表値は16.8秒。走ります。


「おまけ」
　96年の夏のボーナスで、MDウォークマンを買おうと思ってたんです。

　え？　それとキャバリエが関係あるの？　なんてお思いでしょうが、大アリです。もらっちゃいました。キャバリエ買って。

　1996年の7月から9月まで、「キャバリエご成約プレゼント」として、大阪トヨペットが先着100名様にプレゼントしていたんです。まぁ、MDもらうためにキャバリエを買ったんじゃあないんですがね。でも、すごくタイムリーで、契約の時にも思わず確認しちゃいました。「もらえるんですよね」って。

　（残念ながらこのキャンペーンは終了しています。）